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作・ 文月

長い夜

point_star point_star point_star point_star point_star 5.0

【作品紹介】

神域である山や森で、人が行方不明になったり、街や里からなんの前触れも無く失踪することを、ある者は「神の仕業」としてとらえた。 そして、現代。神隠しなのか、事件なのか分からない出来事が多発。 そんな中、ある一人の少女に巻き起こる恐怖の物語が始まろうとしている── 【寄せられたご感想の一部】 「サイコサスペンス、かな! 冒頭から謎めいた緊張感のある展開が文字を追う目を急がせます!」 「 人の心の闇の深淵さ。。。。覗きたい、でも怖すぎる。でも次の 展開が知りたくて読み続けてしまうな。アディクトすぎるこれ」 「考えさせられる内容がとても面白かったです! 他にはない小説になっていると思います」   Art by 香月  @s_z4230

女主人公 シリアス ホラー 現代日本 神隠し

投稿されたレビュー

それはホラーか、それとも純文学か。強い引きと謎によって彩られた夜(ヨル)の記憶。

 神域である山や森で、また街や里からなんの前触れも無く人が失踪してしまう事件「神隠し」が多発するなか、主人公優の身に不思議な出来事が巻き起こる── *  この作品は、ジャンルがホラーになってこそいますが、様々なジャンルの融合体ではないかな、と感じました。  確かに根幹の部分はホラーなのかもしれません。ですがそれでいてミステリーでもあり、またヒューマンドラマでもあり、はたまた、純文学的でもある。  そんな本作の魅力を端的に表現すると、謎や仕掛けの多さであり、エピソードごとの引きの強さでしょうか。  度々挟まれてくる惨劇や、不可思議なイベントの数々に、「どうして彼女はこんな行動をしたのだろう?」「この先、どうなってしまうのだろう?」と気になり、自然とページを捲る手が止まらなくなる、そんな魔力に満ちた作品です。  三人称で綴られる物語なのですが、そこを上手く利用して、主人公である優の人格が、時々「ヨル」と入れ替わるところも本作の見どころ。  いまの発言ははたしてどっちのものなのか? 巧みな表現に翻弄され、思わず首を捻ってしまうことでしょう。  主人公──優と意識を共有している「ヨル」とは何者なのか?  感動の結末を、是非、見届けてください。 *  ──優が心の中でそっと囁いたとき、紋白蝶は飛び立っていった。壮麗なる青空に向かって。

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木立花音(こだちかのん)

作品の評価分布

5.0~

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4.0~

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3.0~

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2.0~

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1.0~

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未評価

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