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作・澁澤まこと

【完結】塔の医学録 ~悪魔に仕えたメイドの記~

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【作品紹介】

【完結】 北の塔に棲んでいるのは悪魔なのだという…… ある帝国の北方にて。 異邦の血を引く少女は、領主の城でメイドとして働いていた。 しかしある日、彼女はいつもと違う仕事で『北の塔』へ行くことを命じられる。 そこで出会った『悪魔』の気紛れで、以降彼の側仕えをすることとなった。 『悪魔』の名はヨハン=アルブレヒト、その残虐さを咎められ、城主イェーガー方伯によって幽閉された次男であった。 彼は少女に魔女『ヘカテー』の名を与え、自らが『悪魔』と呼ばれる真の意味を教える。 世の革新を願う『悪魔』ヨハンと、彼に感化され手助けを始めるヘカテー。 二人の前に立ち塞がるものは…… 12世紀ヨーロッパのパラレルワールドを舞台に、医学と謀略が交錯するゴシック・サスペンス! 耽美にして残酷な、知の迷宮へようこそ。

R15 残酷な描写あり 身分差 ヒストリカル ミステリー サスペンス

投稿されたレビュー

人は悪魔に魂さえ売る。人の命を救う為ならば

少女は、塔の階段を一歩、また一歩と登っていく。 その塔に住まうという悪魔に、食事を届けるために。 悪魔の名は『ヨハン=アルブレヒト』。 実の父親に、悪魔のような行いを咎められ、この塔に幽閉された男 少女は部屋に入るなり、悪魔に刃を突きつけられる。 この危機を少女は誠実さと知識と信条をもって乗り切る。 そして、食事を受け取った悪魔が言う。『お前が気にいった』と。 少女はまだ知らない。その悪魔との出会いが、自身の運命を大きく変えることになるのだと。 自身も悪魔の一味に身を落とし、人を救う為の道に足を踏み入れることになるのだと。 なんといってもしっかりとした知識による物語の深さが、この作品最大の魅力ね。 かといって文章が、複雑で読みづらいということはないのよ。きちんと読者に伝わる表現が丁寧に使われていて、とても読みやすかったわ。 時代考証、文章研究、読者への寄り添い。 この作者の努力が痛いほど伝わってくるの。 もちろん塔の主従を中心に展開される時代に抗うストーリーもたいへん見どころがあるわ。 知識による深み、しっかりとした文章、面白いストーリー。 この作品が無料で読めることに感謝の気持ちしか浮かんでこないのよね~。 是非貴方にも読んでいただきたい至高の作品よん♥

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宇治津 千夜狐

作品の評価分布

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