アヒル番令嬢と堅物王太子は呪われてしまうらしい
最終更新:2021/5/29
作品紹介
誰にも望まれずに生まれ、虐げられながら泣くことだけを許され閉じ込められるように育てられたロジーナ。 婚約者と義母の浮気現場に遭遇したロジーナは紆余曲折の末婚約破棄され更には家を追い出され隣国に送られた。 女中として売られたのかと思い込んでいたら『養女のようなもの』と言われて大混乱するロジーナの世話人は、なんとキラキラ輝く美形なのにちょっと残念な堅物王太子。 素敵な王子様に恋をされると醜い顔の呪いが解ける、らしいロジーナに対して、18歳の銀髪で婚約破棄されたばかりの娘に心を奪われてしまうという王太子の呪い。 王妃から丁度良いし可哀想だから呪いを解いてやれと言われても、原型が想像できないレベルまで泣き腫らした顔とどんなスイッチで泣き出すかわからない薄氷を踏むような緊張感に、あり得ないと断言する王太子だが…… 呪いを解く為に頑張るお話、ではありません。『呪われてしまうらしい』というタイトルだということにご留意下さい。 『平凡なピピルと氷雪の王子の四年間』と同じ世界の物語ですが、スピンオフ『的』な物なのでお読みになっていなくても問題ありません。 アルファポリスさまにも投稿します。
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