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@オノログ
作:海老
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最終更新:2022/7/15
90年代の伝奇小説好きが、死後に悪役令嬢として現代に黄泉帰る。 彼女のいくところ、魔戦が繰り広げられるのだ。 そんな、よく分からない物語。
まず主人公が悪役令嬢として自認してるけどそう言った面は特にないです。元々そう言う設定のキャラクターなんだろうって言うだけです。 ただ善人ではなく簡単に人を殺そうとしてしまう面もありますが、それがクラスメイトにポンデリングを食べられたからだったり、かわりにふんわりきなこ餅をもらってご機嫌で許す可愛らしい面につながっていて、傍若無人ながら憎めないキャラクターで可愛いです。 それでいて人情のある性格であり、そのクラスメイトと友達になったりしていく変化も微笑ましいです。 伝奇系特有のとんでも世界で、主人公はそうとう強いのですが神話級がバンバン出てくるので一筋縄でいかないことばかり。他のキャラクターも個性的で魅力的なキャラばかりで、なんだこいつと思っても愛着が出てきます。 古臭くひたひたした伝奇世界らしい雰囲気のある重厚な世界観や事件も魅力ですが、個人的には食レポが凄く好みです。高級なものではなく、先に言ったふんわりきなこ餅のようなどこにでもあるお菓子なんかも実に美味しそうに書いていて食べたくて仕方なくなります。 世界すら危ないほどの戦闘があるからこそ、ほのぼの日常の食事シーンが際立つのだと思いますが、とにかく食事シーンがツボです。 色んな事件がそこそこの分量であるのも、テンポよく読みやすくていいですし、大真面目に笑えるシーンも多く食レポ好き以外にもお勧めできます。 まだ未完結なので星4にしておきます。
かんむり
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