【雑用係、転職する】〜スキルが使えないと勇者パーティを追放されたが、武器に魔法を付与するのに役立つスキルだと分かり最強の魔具職人になった。戻ってこいなんてもう遅い、俺は『魔具職人』として暮らします〜
最終更新:2021/9/2
作品紹介
文字を高速で書けるという能力『速筆』を持ったヒイユ。しかし、攻撃魔法の才能や剣の才能が全くなく、勇者パーティでしばらく雑用係として働いていたが、ある日、掃除や洗濯に向いたスキルを持ち、魔法も得意なエルダが勇者パーティに加入した事で、ヒイユの仕事は無くなってしまい、遂にはパーティを追放されてしまった。 しかし、その能力は、武器に魔法を付与する時に役立つ能力だということに、皆はまだ気づいていなかった──。 ヒイユが作る武器はたちまち世界に広がっていき、勇者でなくとも魔王を倒せるかもしれないと希望を持った人々は、次第に旅に出るようになる。そしてギルドは勇者パーティへの支援をやめ、俺に支援をするようになった。 もちろん戻ってきて欲しいなんて言葉を聞く訳もなく、勇者パーティはどんどんと力を失って行く事になる。 次第にヒイユは普通は付与できない魔法も付与出来るようになり……? これは、ただの雑用係だったヒイユが最強の魔具職人になるまでの物語。
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