名誉ある蔑称 ―魔法王国辺境領主の息子、王都でラノベと漫画にハマる―
最終更新:2019/4/9
作品紹介
剣と魔法の世界にも、文明開化の波が押し寄せてきました。 蒸気機関、レシプロ機関、そして電気。 どこからともなく現れた天才が文明の利器を次々と発明し、科学文明の時代が訪れたのです。 しかし、国王にまで上り詰めた天才の死により、全世界を巻き込む大戦争が始まりました。 戦車や航空機といった近代兵器が跋扈する悲惨な戦争と、王女を追放したクーデターを乗り越え、平和な時代がようやく訪れてから一年。 王立学院に入学するため、辺境の地ウバスから領主の息子オズワルド・ノートン君が王都にやってきました。 臆病で泣き虫なメイドさんと一緒に、筋肉モリモリマッチョマンの変態が経営するアパルトメントで暮らすことになったオズワルド君は、機械化された王都で何を見るのでしょうか。 同じ頃、『シルバー・ピジョン』を名乗る怪盗が王都を騒がしていました。 魔法を使えない平民のはずなのに、まるで魔法のように次々と宝物を盗み出す大怪盗の目的は、いったい何なのでしょうか? 「カクヨム」でも読めます。
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