愛ゆえに君へ伝える
最終更新:2024/2/2
作品紹介
とある会社の"男性しかいない"部署で見つかった一通の初々しいラブレター。 けれども、そのラブレターは宛先のみがフリクションのペンで書かれていた。 直前に数枚の資料に挟まれて、熱々のコーヒーの下に置かれていたことから、字が消えてしまい、誰に向けて贈られた手紙なのかは検討がつかない。 ほんの少しの好奇心から社員達はラブレターを書いた人の想い人を探し始める。 しかし、それは社員らの隠された恋愛事情を抉り、荒らし合う只のきっかけに過ぎなかった。 次々に巻き起こる事件と明かされる秘密、そして、感情の起伏。 『愛している人に想いを伝えるのが、こんなに怖いことだとは思わなかった』 はじめこそ、同性愛に対して当事者や第三者という視点で、偏見を持っていた彼らだが、次第に考え方を改め、成長していく。 「お前ら、早くくっつけよ!」残念イケメンな社員たちのボーイズラブコメディ。 *この話は決してラブレターの告白やガラケーを使っている人を馬鹿にしている訳ではありません。 *登場キャラは全員馬鹿な癖に高学歴という矛盾を抱えた人物です。 *このような理由からツッコミが不在の恐れがあります。 *セルフレイティングは念の為です。
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