それが造られた華だとしても
最終更新:2024/4/28
作品紹介
藤ヶ咲北高校の二年E組には、不幸を振りまく『呪い人』が存在する──というのは十年前の話だ。 二〇一九年、六月。いわくつきの二年E組に在籍する望月渉は、梅雨の時期を憂鬱に過ごしていた。そんなとき、クラスに転校生・橘芽亜凛がやってくる。容姿端麗・頭脳明晰、学校中からもてはやされる転校生が優先するのは、渉の幼馴染の百井凛。 彼女と凛の距離が縮まる一方で、凛と関わる友人たちが次々消えはじめる。 途絶えたはずの呪いの復活。それを願う人々の企み。そしてはじまる事件の数々。 梅雨の檻に囚われた子供たちの、塗り替えたい悲惨な運命と結末を描いた、サイコサスペンス学園ホラー。 ◇この物語はフィクションです。登場する人物、団体、事件、地名などは実在するものとは一切関係ありません。また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。本作は一部の性的指向を含みます。 (イラスト:自作)
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