濃縮版 冬野つぐみのオモイカタ
最終更新:2021/11/28
作品紹介
冬野つぐみ――19歳、女子大生。 お人好しだけど消極的で、人付き合いが苦手な子。 平凡だけど、人よりも優れた観察力を持つ。 そんな彼女が住む町では、人が黒い水を残して消えてしまう連続行方不明事件が起こっていた。 物騒な事件ではあるが自分には関係ない。 人見知りな自分と似た親友、千堂沙十美と共に穏やかで幸せな大学生活を過ごしていた。 ――過ごせると思っていた。 ある日を境に沙十美は性格や行動が変わりだす。 次第に離れていく二人。 沙十美の変化に戸惑いつつも、美しく輝いていく彼女を見守ろうとするつぐみ。 だが沙十美は突然に姿を消してしまう。 つぐみは優れた観察力を発揮し、沙十美が誘拐されたこと、一連の事件が人ならざる力「異能」を使う「発動者」によって起こされたことを知る。 犯人と敵対する組織「白日」の発動者であり、彼女の大学の講師でもある人出品子と共に、つぐみは親友を救い出すため、犯罪組織に立ち向かうことを決意するのだった。 主要人物の中でたった一人。 主人公「だけ」が異能を持たない話。 主人公、弱い! でも、だからこそ諦めない! 異能やミステリー、コメディがお好きな方。 一度、お付き合い頂けませんか? ※既に公開してあるオモイカタと物語の大筋は変わりません。 ですが文章表現の大幅な見直しを図り、20万文字の作品を12万文字にまで大幅に短縮してあります。 物語の密度が上がり、展開が早くなった分、初見の方も快適に読めると思います。 読み心地が大幅に変わるため、別作品として挙げさせていただきます。 じっくり楽しみたい方は、別バージョンの方も覗いてみてください。 じっくり版はこちら! 『冬野つぐみのオモイカタ』 https://t.co/gsnZWsFGwZ