ヤクザVS死霊ノ館
最終更新:2022/7/23
作品紹介
関東で一大勢力を誇る指定暴力団「天川組」系列のヤクザ「経極組《きょうごくぐみ》」。 その若頭にして「経極の白虎」の異名を誇るヤクザ、東郷の元に組員からある相談が持ちかけられる。 とある一家から借金のカタに屋敷を巻き上げようとしたところ、その屋敷で奇妙な現象が起きたというのだ。 取り立てのため直接その屋敷を訪れた東郷に、屋敷に住む八幡一家――その一人娘である美月が語ったのは、「この家に越してきてから不幸が続いている」という旨。そのせいで家庭の財政状況が悪化して、借金の返済もままならなくなったのだというのだ。 そこで東郷は彼女に告げる。「この屋敷で本当に『何か』が起きていることを確かめさせてもらう」と。 真実であったならば返済期限を無期限に延長する約束を条件に屋敷に泊まり込み、ビデオカメラを設置して観測を試みる東郷と組員たち。 ビデオカメラが捉えたのは、常識では説明できないような奇妙な現象の数々。 それを見せつけられ、挙げ句自分の命をも狙われた東郷は、「何か」の存在を確信し決断する。 この屋敷に潜む「何か」。 極道相手に喧嘩を売ったこの不届きな存在に、相応の報いを与えてやる――と。
評価・レビュー
まだレビューはありません。