恋だけがそれを知っている
最終更新:2019/10/16
作品紹介
「ただ付き合ってくれるだけでいいの。私が好きだって言ったら、鈴木さんも好きだって返す。そういう関係になって欲しいだけ。簡単でしょ?」 茜色に染まった教室で、苦手なクラスメイト“柴田鈴”からの告白。 話をしたことなんて数えるくらいで接点もない彼女のことは嫌いではないが、好きでもない。けれど、できれば近寄りたくない人間に分類される。 「何もしないって約束する」 前触れもなく突きつけられた約束から、鈴木晶の何もしない恋がはじまる。 ※小説家になろう同時掲載
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