【本編完結】幼神はまだ夜明けを知らない ―終末を招いた男の息子、歴代最弱の救世主になって異世界救済でリトライする―
最終更新:2022/10/6
作品紹介
本編完結済み/6月16日より、最終話後を描いた一話完結のショートストーリーを公開中。 木曜日の週一投稿、全10話。ほのぼの、甘々多めとなっています。よろしくお願いします。 日本の田舎町から未知のゾンビウイルスが漏洩し、およそ20年。 崩壊する世界の中で育ってきた23歳の青年・御崎成哉(おざきせいや)は、旅先でゾンビに噛まれたのをきっかけに、自ら人間として生を終えた。 「来世は平和な世界に生まれたい」――死のまぎわの願いに応えたのは、世界の管理者であり神だという少女・ククリア。 彼女は願いを叶える代わりに、とある問題を解決して欲しいと成哉に持ちかけてくる。 なんと異世界・ヴァルアネスに地球のゾンビが召喚されてしまい、向こうでも被害が出てしまっているというのだ。 「君にこの世界を救って欲しいんだ。父親の代わりに」 ゾンビウイルスをばら撒いた元凶は……成哉の実の父親。 身内としての責任や負い目から、ククリアの頼みを受け入れ来世でのゾンビ退治を請け負うことに。 しかし何者かの妨害が起き、加護を受けることなく転生。 転生者が神の遣いとして崇められる世界で、成哉こと『ウェスティン・レイアネット』は持って生まれた不幸体質のせいで両親を亡くし、親族から見放されてしまう。 たった4歳にして再び孤独になってしまったウェスティンだが、孤児院の面々に温かく迎えられ、ようやく望んでいた幸せな日々を得る事に。 しかし彼らもまた、ゾンビの脅威にさらされていると知るのだった――……。 ゾンビウイルスの正体、父親の謎、転生を妨害した存在。 いくつもの真実が明かされる時、ただの無力な子供だった男は真の勇者となる。 超王道・熱いストーリー展開でおくる、親子の絆を描いた転生ヒロイック・ファンタジー! ◆基本一人称視点で進んでいきます。 主人公のいない場面は三人称視点で描かれます ◆一部にホラー描写・性的な描写(主に終盤)が含まれます ※この作品はノベルアップ+・エブリスタにも掲載しています