伯爵子息・ワルターは、国を想ってほくそ笑む。
最終更新:2021/9/18
作品紹介
「よくやった、ワルター」 謁見の場で王弟殿下に『仕掛けた』ら、滅多に褒めない父から良い笑顔で労われた。 *** 社交界デビュー当日、1人の子息が王への謁見に臨む。 ワルター・オルトガン。 ちょっぴり他より頭が回る10歳の少年だ。 留守番の母からお土産話を期待され、しかし「そんなに都合良く何かがある筈なんてない」と思っていた矢先に訪れた、謁見の時。 彼は思ってしまったのだ、「何だコイツは」と。 相手は年上、しかも王族。 しかしそれでも怯まず怖じず胸を張って、ワルターは立ち向かう。 一体どこまでが彼の計算の内なのか。 それを知るのは全てが終わった後になることだろう。 ◇ ◇ ◇ この作品は『効率主義な令嬢シリーズ』のスピンオフ作品です。 本編の主人公、伯爵令嬢・セシリアの父ワルターの社交界デビュー『やらかし』エピソードを収録しています。 是非とも本編と合わせて「この親にしてこの子あり」な様をご堪能ください。 作品はこちらから。 ↓ ↓ ↓ <伯爵令嬢が効率主義の権化になったら ~第二王子と侯爵子息に巻き込まれたので、『効率的』に解決する事にしました~> https://kakuyomu.jp/works/1177354054918994203 → セシリア(10歳)が、社交界デビューをきっかけに遭遇した様々な思惑と面倒事を『効率的』に解決していくウィニングストーリー・前編。(社交界デビュー&対候爵子息編)
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