エゴイスティック=帝国
最終更新:2020/5/13
作品紹介
「ユーリャと故郷と、エルブルス山。それが私の世界の全てだった……」 ソフィアの暮らすロシア領内、コーカサス山脈北嶺の小さな村は基幹産業がなく、村の男を傭兵として供出することで生計を立てていた。ソ連崩壊後も傭兵産業は続き、政府から依頼される隠密作戦に村民が従事していく。 彼女の幼なじみユーリャは傭兵だった父が戦死したことをきっかけに、自ら特殊作戦に志願。17歳で帰らぬ人となってしまう。 「私には叶えたいことがある、だから特殊部隊にに入るの」 彼女の目的を知るために、ソフィアもまた特殊作戦に入隊。要人暗殺のために今日も世界を駆け巡る。 果たして、殺しの先に見た景色とは……。 これぞ、ソ連百合の臨界点! 果たしてどこまでが現実で、どこからがフィクションか。 注)この物語はフィクションです。 特定の国家、宗教、思想を支持、批判、推奨するものではないことをご承知の上でお読みください。 Prologue.前書きのイラストは、あーき様(https://mypage.syosetu.com/1107829/)より。 基本的に毎日更新。(予定) 文章のレイアウト上、PCでの閲覧をお勧めします。