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作:つこさん。

余命30000文字

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未評価

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最終更新:2020/4/24

作品紹介

「大変申し上げにくいのですが、あなたの余命はあと30000文字きっかりです」 これは村崎羯諦様の作品、「余命3000文字(https://ncode.syosetu.com/n0112gc/)」のオマージュ作品です。 作者様より了承を得ています。 寛大に執筆を許してくださった村崎羯諦様には深い敬意と感謝を。 またこちらを書くにあたり、本庄照様からたくさんのアドバイスをいただきました。 | ◠‿◠ )様にずっと励ましをいただいたことも忘れていません。 お二人がいらっしゃらなければ完成させられませんでした。 本当に心より感謝致します。

日常女主人公シリアスホームドラマ純文学平成

評価・レビュー

愛した人たちがいた。

主人公はある時余命宣告を受けるが、それは余命が30000文字きっかりという不思議なものだった。少しでも長生きするべく彼女は、できるだけ何もない人生を歩もうとするが…… 余命30000文字という不思議な余命宣告を受けた女性が、愛した男性との間に生まれてきた子供を立派に育てようとする様子が読み手の心を強く揺さぶる。気づくと、子供のリヒトの成長していく様子に感動しているのは、きっと、この作品に優しい空気が流れているからだろう。 村崎羯諦さんの代表作『余命3000文字』をオマージュした当作は、残りの字数を使って見ず知らずの子供を助けた『余命3000文字』に対して、生まれてきた息子のリヒトの成長を見守り抜いた主人公を確かな文章と構成で描き切った。どちらもとても高い完成度なので、二つを並べて読み比べてみるのも良いと思う。 主人公には愛した人たちがいた。その人たちと余命30000文字の人生を共に生きられたのは、主人公にとってどれだけ嬉しことだったのだろうか。主人公の人生と当作の作者のつこさん。さん、それから、オマージュ元の『余命3000文字』の作者である村崎羯諦さんに敬意を表したい。 素敵な一作でした。

5.0

石嶋ユウ

自分の30000文字の価値を決めれるのは自分だけ

余命30000文字。 彼女につきつけられた、冗談のような余命宣告。 彼女は残された文字数を自分の為に使いきるために、穏やかにだけれど、しっかりと文字数を管理した生き方をするべく行動する。 だが、そんな彼女が生き方を変える時が来る。 きっかけは、女としての愛。 貫いたのは、母としての愛。 今ではすっかり有名になった村崎羯諦様の作品「余命3000文字」の作者様了承のオマージュ作品ね。 自ら制限を課した物語でありながら、文章の美しさ、物語の深さ、読者の心への語りかけが過不足なく表現された至極の作品よ。 是非とも読んで頂きたい一作だわ♥

5.0

宇治津 千夜狐