実話怪談を語るけど恥ずかしいから霊感あるとか真顔で言えない私の心霊奇談集
最終更新:2016/7/14
作品紹介
子どものころから「怖い話大好き!」だった、東海地方在住四〇代主婦のワタクシ。「幽霊って本当にいるの?」という周囲の疑問に「なんでいないと思うの?」と本気で聞きかえすほど、当時から『心霊現象』をリアルな世界に感じていました。 それは、昨今、すでにエンターティメント化している『心霊』ジャンルにおいても「作り物は多いかもしれないけど幽霊はいるって」と揺るがない信念を持ちつづけております。 んが! そんなワタクシでも、ひとつだけ受けいれがたい方向性があります。それは、主にこの一言から発せられる体験談。 「霊感のある友人が見たらしいんだけど」 実はワタクシ、幽霊遭遇譚はそこそこ持っています。だから世間的に見れば『霊感のある人間』なのでしょう。 でもね。いえ、だからこそ思うのです。 「霊感のある私にしか見えてないものは、世間ではいないも同然だよね」 幽霊は実在するんだってば! でも実証できないものを確信的に言うのは恥ずかしいんだってば! これは、そんな筆者のジレンマを、半ば自嘲し、半ば開きなおるために書いたジコチューエッセイです。 「心霊は好き! でも怪しい霊能者とか白ける! 祟りとかマジであるの? 心霊スポットに行けば幽霊に会えるの?」と常日ごろから叫びたおしている同志の貴方! ご一緒にリアルホラーの世界をのぞいてみませんか。 なお、本作にはいわゆる霊障現象を……起こすかもしれないな~……的な話も載っています。 該当ページには☆マークをつけておきますので、心してページを開かれますよう、お願いもうしあげます。
評価・レビュー
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