君を忘れじ 【検死官×三原則×恋愛:古典SF風】
最終更新:2016/3/6
作品紹介
「大変不本意だが、私は今後あらゆる障害から君を守らなければならない」 検死官ロベルト・シュルツは、ヒューマノイドIV-11-01-MARIAに命じた。「絶対に生き延びろ」と。 ロボットの死因を特定する“ロボット検死解剖官”ロベルト・シュルツ。 彼はある日、恩師から一体の人間型ロボットを託される。彼女IV-11-01-MARIAを守り、育てる――それが恩師の依頼であった。 MARIAは違法なロボットだ。 見つかり次第、治安当局に回収されて殺される宿命にある。あらゆるロボットが人間に蔑まれながら使役されているこの社会で、シュルツは彼女を守り抜くことが出来るのか。何から守り、何と戦えばいいのか? 手探りで生きるシュルツとMARIAに、どんな未来が待っているのか……?
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