『心臓転移』。 その人を想っている誰かに心臓を奪われてしまうというものだ。 心臓が誰かに奪われ――盗まれる時代。『心臓窃盗保険』や『心臓探し専門の探偵』なんいうのもある。 二つの心臓を手に入れた猟奇犯に無理心中されたアイドルもいた。 最初は奇病・オカルトとして扱われた心臓コンバーションだが、今は心臓を転移し合う『心臓の交換』こそが真実の愛であると真しやかに囁かれている。 しかし、僕の心を奪ったのは、僕の恋人ではなかった。 僕の心臓は、いったい誰に奪われたのだろう。 ※5000字程度の短編です。サクッとどうぞ
更新:2019/5/21
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この度、カクヨム小説完読1500を突破しましたので、読みながら思ったこと・感じたことをエッセイという形式で綴っていこうと思います。 ※全て、私「いましめ」の主観です ※全9話+おすすめ作品。不定期にトピックが増える可能性アリ
更新:2021/3/9
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■カクヨムコン4web小説短編賞 中間選考突破作品 「クリスマス × あなたが考えるクリスマスともっとも縁遠いもの(傾聴)」企画で参加! 五次元からやってきた少女ラムが、多様性の獲得のため、”彼”の話を傾聴するお話しです。 五次元世界の遥か未来では、人々の交配が繰り返され、肌の色、髪の色、眼の色から、個人の趣味嗜好、すべてがぐちゃぐちゃに混ぜられ、やがて”同じ人間”になった。世界は停滞した。 ラムは、新たな価値観と遺伝子情報獲得のため、クリスマスの夜、西暦2000年に生きる、ある少年のもとへ訪れる。 SF×クリスマスのボーイミーツガール。 6000字程度の短編です。さくっとどうぞ!
更新:2018/12/3
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南極に浮かぶ直径二十二キロメートルの小さな国は、人魚を造ることにした。 海中世界に魅了された主人公・ハヤトは海底調査員として従事していたが、実験警護執行科へと異動命令が下る。 そこで彼は、人魚を造る残酷な過程と凄惨な現実を知り、恐れ、悲しみ、少しずつ狂っていった。 そんな彼の最後の試練は、彼の無二の親友の首を切り落とすこと。 「ハヤト、僕の頸を切り落とすのはキミがいいな」 これは、今まで何も成し遂げられなかった彼が、何かを成し遂げるまでの物語。 --- 海中描写には定評あり。 年間150本を潜るガチ・ダイバーによる、シリアス人魚SF。 全50話・10万字強で完結します。 *完結済・ハッピーエンド *誤字脱字報告、応援コメント、♡、喜びます *カクヨムコン5中間選考突破
更新:2019/9/16
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