――僕が契約の末に貰ったのは勇者を殺せる、ただそれだけの力だった。 数年前、村人Aは大切な人を殺され、大事なものを奪われ、大切な場所を壊された。 それからの私たちは、非力ながらも、技を磨き、その復讐心から暗殺者となった。 手段を問わぬ、異世界の静かなる殺し屋となったその者の名は、やがて畏怖の念を抱かせる憑き物の名へとなっていく。
更新:2021/7/31
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「突然ですがシルヴィ、アナタには魔王を討伐して貰います」 朝食の席で自らが魔王の子だと出自を明かされたシルヴィは、同じく自分と同じ魔王の子である腹違いの兄妹達を集める旅に出る。 目的は言わずもがな魔王――自分達の父親を討伐する為に。 元聖女であったらしい母親から習った規格外の祝祷術と結界術を無自覚に行使しながら、シルヴィは見知らぬ家族に会いに行く。 異世界の少女、合法ロリの姉、裸族の弟など、個性溢れる仲間達をシルヴィは何を考えているのか分からない顔で振り回す。 彼女もまた常識知らずで、自分の事に無自覚で、そして唐突に突飛な事をしでかす癖があった―― この話はなろう系チーレム主人公の子ども達が色々頑張る……みたいな話です。
更新:2024/3/16
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主人公の神田悠里は母親とその彼氏を殺害し、自らも朝日を浴びながら投身自殺する寸前――異世界の悪魔に召喚される。 稀代の大悪魔、その心臓を司ると語るその存在と契約した悠里は攻め込んで来る女神の尖兵を嵌め殺し、他のダンジョンを攻略しては心臓主導による大悪魔の完全復活を目指していく。 これは何処かイカれてしまった少女と、後悔ばかりを遺した悪魔が自らを取り戻す過程で異世界を蹂躙していく――人を殺し、街を焼き、国を滅ぼし、神を冒涜した稀代の悪役達が自らを照らす朝日をバックに「あ〜、楽しかった!」と呟いてそのまま死ぬまでの物語。 ※第2章まで完結済み ※カクヨムでも投稿しております
更新:2024/2/27
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ハズレスキルの床貼り。 それは一般生活で仕事をしてもレベルアップに時間がかなり、戦闘にも使えないものだった。 しかしそれが転生者の元凄腕クリエイターの手にかかると、ハズレどころか世界中の全ての地面を自在に入れ替える事も可能な最強スキルだった! 最初の戦闘にすら苦戦した少年は、思わず使ったそのスキルで作った毒沼に巨大モンスターを落として倒した! その後、スキルを使いこなした彼は世界中の難所をマップチェンジで塗り替え、乗り越えてゆく。 これは、ハズレスキルをEXスキルにレベルアップさせた少年が世界の全てを塗り替えていく物語。
更新:2024/2/18
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――腹減った。 オレ様は魔王城ラストダンジョン配置のつよつよミミックだが、あまりの空腹に餓死寸前だった。 そこに来たのがオレ様の下僕になったアルカ、コイツに運んでもらったダンジョンで出会ったのはよわよわの変な人間ハコザキ。 コイツの言う通りにすればオレ様はエサ食い放題になった。 そしてコイツに食わせてもらったピザ、これマジで美味いな!! 何々? もっとピザを食いたければハコザキのいう事を聞いたら良い? いいだろう、悪人退治、やってやるよ!
更新:2023/11/24
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元貴族から庶民に 元庶民から貴族に これは、不思議な運命の女神に導かれた双子の物語。 昔、ある皇国の古き血筋、ある伯爵家に双子が生まれた。 だが二人は数奇な運命によって生き別れた。 その後、再会し、憎しみ殺しあいにまで及んだ二人は、記憶を持ったまま生まれ変わる。 双子の魂は『時を巻き戻し』双子の姉妹として出会った。 だが運命の女神は双子のゆりかごの向きを変えた。 その為、庶民だった兄は貴族に、貴族だった弟は庶民としてもう一度の人生を歩む。 そして、美しく成長した二人は再びの再会を果たす。 それは悲劇か、それとも喜びの再会か……。
更新:2023/9/3
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