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作者:キリン

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作:キリン

黎明のアリーシャ

立派な魔法使いになるという夢を抱えながら、アリーシャは具体的な将来を何一つ見据えていなかった。師匠であり、命の恩人であり、たった一人の家族であるゼファーに甘え続け、特に代わり映えしない幸せな日々を謳歌していた。 しかし、十六回目の誕生日。 彼女の幸せも何もかも、一夜にして全て奪われた。 かつて魔法使いゼファーによって倒された闇の魔法使い……その配下の襲撃。アリーシャは魔法使いとして敵を倒そうとするが、全く刃が立たない。そしてあろうことか、手も足も出ない彼女を庇ったことにより、ゼファーは石化の呪いに侵されてしまった。 目の前で石になっていくゼファーを助けることも、一人で敵を倒すこともままならない……最後まで頼り、甘え、その果てに逃がされた彼女は、途方もない無力感に苛まれる。──そんな彼女のポケットの中に、ゼファーからのプレゼントである指輪と、手紙があった。 『いずれお前は、夢のために一人で旅に出るだろう。辛いこともあるだろう。その時は、この指輪を見て儂のことを思い出して欲しい。一人ではないことを、お前の家族は同じ地面を踏んで今日も生きているということを』 立ち止まっている場合ではない、ここで蹲っている場合ではない。 この踏み出しに「いってらっしゃい」が無いとしても。 帰ってきたその時に「おかえり」を取り戻せるように。 「いつかなるじゃなくて、今すぐなるんだ! ゼファーを助けられるような、強くてかっこいい魔法使いに!」 彼女は、旅に出る。 自分の夢を叶えるために。そして、たった一人の家族を取り戻すために。 (毎日投稿を心がけていますので安心してお読みいただけます) (この作品はカクヨムでも連載しています)

更新:2023/12/9

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作:キリン

初配信でリスナー(大悪魔)と契約しちゃった件

ダンジョンと呼ばれる異次元への扉が開かれ、世界は混沌へと落ちていく。それらを照らしたのは、奇しくもそのダンジョンをエンタメとして活用した配信者たちだった。 雨宮蒼井の父は、かつて世界一のダンジョン配信者だった。しかしある日を堺に失踪、ダンジョン内での行方不明者となった。母は悲しみに暮れ、雨宮の夢に対して断固反対を示す。 しかし、雨宮はそう簡単に夢を諦めなかった。 こっそりと配信者としての試験に合格し、母親に内緒で初配信を試みる。サバイバルナイフ一本とスマホを握りしめた彼女は、突如ダンジョンの奥から悲鳴を聞いた。行くとそこには超有名ダンジョン配信者である『服部ナオトラ』と、それを追い詰めるミノタウロスがいた。 反射的にナオトラを助けてしまう雨宮だが、簡単にミノタウロスに追いつかれてしまう。絶体絶命……そんな雨宮に、一件のコメントがやってくる。 『助けて欲しいか?』 応えると、その場に突如天使が舞い降りる。 黒く、片方の翼を失った……片翼の天使が。 「我が名はサタン。ここに、貴女への服従を示す」 最強の悪魔と契約したこと、ナオトラを助けたことにより、初配信にも拘わらず雨宮は大バズリ! しかもサタンが言うには、死んだはずの父親はまだ生きているらしくて──!? あなたの心にバズること間違いなし! キリンがお送りする『本気』ダンジョン配信モノ、開幕っ!

更新:2023/10/10

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作:キリン

刀匠令嬢の最強証明

アルヴァロン王国にて絶大な権力を有する『四公』の一角、ダルクリース家にて事件は起きた。仕えていた侍女のミスにより、公爵令嬢アイアス・イア・ダルクリースはその顔に傷を負う。怒り狂った当主ガレスは侍女に極刑を宣言し、侍女は絶望の余り涙する。 「──待ちな」 しかし、その運命は覆される。 他の誰でもない、火傷を負ったアイアスの懇願によって。 ガレスは驚きの余り侍女を許すが、後にアイアスはとんでもない物を父親にねだったのである。──金床、火床。ついには鍛冶場が欲しいなどと言い出したのである。 「かた……剣を打つんです、剣を」 堂々とした態度で父親にそう言ったアイアスは、己の前世を思い出していたのである。戦乱の世にて、折れず曲がらず全てを断つ名刀を幾つも送り出してきた名匠「正重」としての前世を、かつて自らが抱えていた刀への深い業を! (あっちでは満足いく仕事ができなかったからな。未練がましいかもしれねえが、今度こそ示してやるぜ。俺の刀が、神仏の域に達した大業物だってことをよぉ……!) かくして彼女は、再び鉄を打ち……その生涯をかけて追い求めた一振りを叩き上げた。折れず曲がらず、全てを断ち切る天下無双の大業物。 しかし、彼女の戦いはこれからである。 彼女の刀匠としての仕事、いいや生涯を賭けた夢の果ては、今まさに始まったばかりなのだ。──剣に生き剣に死ぬと心に決めた若き志士たちが集う、魔剣学園にて──! ──これは、曰く付きの公爵令嬢が、己が作り上げた刀の最強を証明するまでの物語──

更新:2023/10/5

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作:キリン

堂々たれ焔の如く

人々の安寧を脅かす妖魔が跋扈する魔の乱世。  それらを容易く斬り伏せるツワモノ共を束ねる棟梁になるべく、イフウは弟であるシュラと鎬を削り合い、その末に勝利を掴み取ったのである。家臣はそれを大いに祝うものの、しかし棟梁に成り損じたシュラだけは、イフウを祝福することはなかった。 新たな棟梁となったイフウを祝福する宴が盛大に開かれる中、シュラは二人きりで話がしたいと言い始めたのである。不安を抱きながらもついていった果てにイフウが見たのは、人為的に掘られた洞窟だった。更にその中には大きな扉、その向こうにはなんと、赤い髪の女が囚われていた。困惑したのも束の間……背後から迫るシュラの凶刃を、イフウは避けきることができなかった。 死の淵を彷徨う中、イフウは必死に藻掻き続ける。生きたいと、死にたくないと……強く願った結果、彼は不可避の運命を退けた。──それらの代償は、人ならざる化け物との契約だった。 ホムラと名乗る竜の女と共に、イフウは自らを呪った妖魔を倒すための旅に出る。 過去の闇に葬られた真実を掘り起こす、墓取りに等しい惨き旅に。 かつての仲間を退けながら進むイフウが、最後に見た答えとは……? ──呪われ主人公×封印ドラゴン娘の和風ダークファンタジー、ここに開幕!──

更新:2023/7/28

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作:キリン

無能勇者

「ガド。今日でお前を、この勇者パーティから追放する」 突如告げられたパーティ追放に困惑し、ガドは怒りを露にしながらパーティを去る。今まで自分のおかげでここまで来たくせに、感謝もしない奴らに嫌気がさしたのだ。 疲れ切った心と体を癒すべく、ガドは生まれ故郷に向かった……しかしそこに待っていたのは、様子のおかしい両親だった。母親は急に抱き着いてきて、父親はガドを王宮へと連れて行く。 そこには、魔王を倒したはずの、かつての仲間たちが石になった姿があった。 彼らは魔王ゴルゴーンの呪いを受けていた、受けることを承知していた。ガドは、自らに起きた不幸を思い返した……彼らは自分を無能だから追放したんじゃない、巻き込まないために追放したのだ! 自らの無能に最大の怒りと無力感を抱きながら、ガドは彼らの想いと聖剣を受け継ぐ。――新たな魔王を、彼らが倒すべきだった強大な悪を打ち倒すために! これは、無能と呼ばれた一人の戦士が、後に「無能勇者」と呼ばれるまでの物語。 ★『妖精の国』編完結!(2023年4月16日) ★『霧隠れの森』編完結!(2023年4月21日) ★『聖剣を造る者』編完結!(2023年4月30日) ★『大魔王エデン』編完結!(2023年5月27日)

更新:2023/6/18

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作:キリン

髪結いの魔女

田舎者の少女ロゼッタは、王国のパーティにて理不尽な強要を受けた。自分からぶつかって来た大司教は謝りもせず、挙句の果てには自分に感謝を述べろと怒りを露にしてきたのである。 身分の差は明確、面倒事は避けたいロゼッタだったが、彼女はそこで運命的な出会いを果たす。春雷の如く現れた第二王女シエルが、大司教の頬を勢いよく叩いたのである。 ロゼッタはシエルの正義、芯の強い人柄に惹かれ、やがて二人は身分を超えて友情をはぐくんだ。──だが。 「シエル・ニーベルンゲン。我が神は、お前を罪の具現……つまりは魔女の生き残りだとご教示くださった。──魔女は、殺さなくてはなぁ?」 先程シエルに論破をされた大司教は、何とシエルのことを魔女だと言い放ったのである。根拠の無い罵詈荘厳、助けてくれない人間たち……絶望する彼女は、最後までロゼッタの安否を気にかけていた。 「ほんと、かっこいいなぁ」 髪の毛を抜き放ち、ロゼッタはシエルを救うべく魔法を行使した。炎は兵士を燃やし、大司教の大それた妄言が嘘だという事を明るみに引きずり出した。 そう、ロゼッタは魔女だったのである! 彼女は魔女である自らの凄惨な死を覚悟し、シエルに最後の別れを告げようとするが……!? ──これは、嫌われ者の魔女と王女が、絆の力で革命を起こすまでの物語── ★投稿から二日目で日間ランキング50位達成!

更新:2023/6/12

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