時は明治三十九年。淫祠邪教と迷信がこの国から廃滅されようとしていた時代。古より何者かが祀られ続ける山に入り込んだ男は、そこで小さく奇妙な“神”を見た。
更新:2016/2/20
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ユウリ・スカーレットは騎士爵家嫡男であり、転生者である。 魔力量と加護が強さを決める世界でユウリは祈りの加護を発現する。その力は他者の思いを様々な力に変える事が出来る能力である。 前世の知識を使い貧しい前線の開拓村を発展させ力を付けていく中で、人々との出会いや別れが加護を強くする。 日増しに強くなる隣国の圧力と自国の勢力争いそして謀反、数々の試練を経てユウリは成長し仲間を増やしていく。 これは一人の少年が数々の試練を乗り越えて大人になり世界を変える物語 第一部 騎士爵領立志編
更新:2023/5/16
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昭和二十年。艦砲射撃の嵐を受ける沖縄。 戦地と化したこの島で一人の日本兵が洞窟に入り込み、静かな海岸にたどり着いた。 そこは黄泉、根の国、妣《はは》の国、常世、ニライカナイ……様々な名で呼ばれてきた場所と何処かで繋がっている海岸だった。 〝神風の国〟から来た男はそこで不思議な女性と出会い、民俗学をはじめとする知識を援用しながら考察を重ねていく。 民族の原郷意識と言える世界を探求し、そしてその果てに見るものとは……。 子らに恋ひ 朝戸を開き 吾が居れば 常世の浜の 浪の音聞ゆ ――『丹後国風土記』―― (この作品は『カクヨム』にも掲載しています)
更新:2017/1/31
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