一緒に暮らしていた母親が亡くなってから、レーネはひとり森の奥深くにある小屋で暮らしていた。 ある日、残り少なくなった塩を採りに洞窟へ向かうと、狭い洞窟の入り口に男性が倒れていた。 「まぁ、私にもお塩を採らせてくれるかしら」
更新:2023/8/24
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仕事が終わった帰り道。お腹が空き過ぎたオリーは、勤め先である惣菜店で貰って来た売れ残りのイモフライを齧りながら帰ることにした。冷めていて古くなった油でべとべとのそれは当然のことながらオイシイ訳もなく。「まずいまずい」と変なテンションで笑いながら食べていると、そこに誰かから声を掛けられた。 「こんな夜中にどうしたの?」 戦争中に両親を亡くし、継ぐべき家を失った元子爵令嬢が怪しげなおじいさんに拾われて、幸せになるまでの話。
更新:2023/6/27
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我が家の庭には、たくさんの爬虫類達が住んでいる。 秋の終わり冬が近づいているある日、トカゲが一匹、二階のベランダに現れた。
更新:2022/11/23
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四十年前のあの日、アスクは教会騎士としての名誉も、名前も、初恋も、すべてを失った。 幼馴染みが聖女となった日に誓った想いも、すべて。 今も、『自死をした魂は永遠の闇の牢へと投獄される』という女神リーシャの教えにより、自ら死ぬことすら選べないまま、ひとり山の中で隠れ住み、天へと召される日を待つだけの日々を過ごしていた。 そんなアスクの前に、ひとりの少女が姿を現わす。その少女は幼い頃の幼馴染みにそっくりだった。 見失った初恋への執着が消せずに、いまだ苦しむ元教会騎士のお話。 ※Twitterで仲間と一緒にイケオジ談義をしている内にできたお話です。なにをどう取り繕おうとも、イケてる(当社比)オジサマが書きたかっただけのお話(但し艶消し失敗してロマンスグレーからめっちゃ遠くなったw)
更新:2022/11/4
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物心ついた時にはヴァリは前世の記憶を持っていることに気が付いていた。国の名前や自身の家名がちょっとダジャレっぽいなとは思っていたものの特に記憶にあるでなし、中央貴族とは縁もなく、のんきに田舎暮らしを満喫していた。 だが、領地を襲った大嵐により背負った借金のカタとして、准男爵家の嫡男と婚約することになる。 ──その時、ようやく気が付いたのだ。自分が神絵師の無駄遣いとして有名なキング・オブ・糞ゲー(乙女ゲーム部門)の世界に生まれ変わっていたことを。 しかも私、ヒロインがもの凄い物好きだったら悪役令嬢になっちゃうんですけど?!
更新:2022/9/19
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その人は、高い所にある本を取りたくて本棚と格闘しているサリを助けてくれた人。 背が高くて、英雄と称えられる王族医師団の一員で、医療技術を認められて、爵位を得た素晴らしい人。 けれども、サリにだけは冷たい。 苺のクリームケーキが好きな教授と真面目すぎる女学生の恋のお話。 ※Twitterの性癖タグから生まれたお話です ※こちら、ハーレクイン人気ジャンル鬼ロマを模した構成になっております。「ちょっと待て、どこに惚れた、その男」ラストぎりぎりまでヒーローにギリギリしてみませんか(笑)
更新:2022/9/9
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千年もの長き間、王国を守るべく戦い続けた勇者のお話。 軽めのざまぁ、うっすら恋愛有。短いのでさくっと終わります。
更新:2020/1/16
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この家には猫がいる。 結婚当初に、この家にお迎えした愛猫くんと、先ほど私の足の間をすり抜けていった、もう一匹。 だが、彼については話せば長いことながら、実は我が家の飼い猫ではなかったりする。 ※フィクションです(当たり前だ ※ペットロス。火葬の表現があります。
更新:2021/6/1
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