世界が滅びて60年後、この世界は安寧の中に在った。 すべての"善"と"悪"を、政府が管理する調和された世界。 その象徴ともいえる閉鎖施設の中には、人々の臓器になるために造られた人工生命体【ヒュム】たちが暮らしていた。 主人公【ホムラ】は、ヒュムたちを管理し教育する。 なぜならヒュムたちには、最大限の人権が与えられているのだから。 「誰かのカラダに献体されるまで、美しく伸びやかに生きてください」 世界が抱えた矛盾と倒錯。覆される倫理と道徳。 宗教と哲学の二律背反。安全と不自由の共依存。 君に問いかける。 そこはユートピアか、それともディストピアか。
更新:2018/1/30
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