後に大公とまで呼ばれたセベル・アルミア。彼は庶子として生まれ自身が貴種の流れを汲むことも知らず市井に生きていた。しかし、血脈絶え、お家断絶の危機となったアルミア家に新当主として赴くこととなる。それに付き従う多くの仲間達。その中に弟分として鍛冶師レンゾはいた。彼は新天地での鉄に不満を持った。そして、大鍛冶すなわち製鉄、そして鉱山開発にまで取り組むこととなる。時に天候不順、時に柵み、時に家族や仲間の死、時に戦争。そう言ったもの抗いながらも己の為したいことへ進み続ける。 立志伝中の人の傍らで、後世まで残る鉱山都市、学術都市テニニの端緒を切り開いた技術者の一代記。
更新:2024/4/25
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。