海神の娘プリシラは海で泳いでいるうちに、うっかり船の上に乗り上げてしまう。助けてくれた王子と恋に落ち、母の反対を押し切って、陸の王宮で王子の恋人として幸せな日々を送っていた。 敵国との戦いに行く王子を助けるために、プリシラは魔力のある自分のうろこを使って海を荒し、敵の船を沈めた。 プリシラの力を知った王子は、戦いがある度に、また海が荒れる度に、プリシラに助けを求め、彼女のうろこには一枚、また一枚と消えていってしまう。
更新:2020/11/9
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
舜国で次の王を決める立太子式の日。天の声を聞くという神玉を手にした巫女が次の王として指名したのは、王の長男ではなかった。だらしなく、やる気がないことで有名な、烈侯の長男、狼奇だった。国王の怒りが狼奇に向かう。 外敵の侵攻に加え、治まらない内乱の中、王家、二大侯家、朝廷、聖宮、それぞれが生き残りをかけて争う、舜国の次王をめぐる争乱記。 ※スキルやレベル、魔法、魔物、異種族は存在しない、和洋中の文物が混在した世界を舞台にしたお話です。 2021年3月28日 完結 2021年5月22日 改稿。「歌いながら滅んでゆく私たち」から改題。
更新:2021/3/28
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。