退屈な毎日を寝て過ごすミステリ好き中学生男子、松原玲。 クラスで埋没している地味系中学生女子、羽佐間灰音。 学校の委員会活動で知り合った二人だったが、ふとした偶然で玲は自分が秘密にしていたことを灰音に知られてしまう。 どうか言い触らさないでくれと頼む玲に、灰音はこんな「取引」を持ちかけた。 「私、松原君の彼女になりたいの。そうしてくれたら松原君の隠したいことは一生守るから。これが、私の出す条件」 何故、彼女は突然こんなことを言い出したのか? 真の目的は何なのか? 取引に応じた玲はやがて幾つもの「日常の謎」に出会い、同時に羽佐間灰音という少女の抱える秘密について解き明かしていくが……。 これはとある少年の恋愛譚。 そして、とある探偵の失敗譚。 所詮ゼロはゼロでしかない────探偵と言えど、知らないことは分からない。
更新:2024/4/14
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普通の男子高校生、松原玲は、アイドルプロデュースに関わっている姉の命令によりアイドル事務所でバイトをすることになる。 その中でアイドルたちに降りかかる「日常の謎」を目にした彼は、成り行きから探偵のように謎を解くことになり……。 この世界は「日常の謎」に溢れている。 どんな職業の人間に対しても、例外はない。 警察官にも、学生にも、サラリーマンにも。 それぞれが毎日経験する「日常の謎」が存在するのだ。 では、アイドルが経験する「日常の謎」とは────? 犯行現場は常に芸能界、容疑者も被害者も全員アイドル。 一風変わった「日常の謎」、これより公演開始。
更新:2023/10/14
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普通の女子高生、氷川紫苑には悩みがあった。 というのも、彼女の幼馴染がとにかく変わった性格をしているのだ。 松原夏美というその友人は、高校内でも有数の奇人変人で、常識が無く、やることなすこと破壊的で、ついでに紫苑をいつも巻き込んでくる。 そして一番変わっているのは────そんな彼女が、数多の殺人事件を解決する名探偵であるという事実だった。 女子高生と、高校生活と、ミス研と、殺人事件。 四つが全て交じり合った日常を描く、連作ミステリー。
更新:2022/10/12
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世界中から特定の人間の記憶を消すことが出来る少年、WHO。 彼はその能力を用いて、記憶消去によって人間を事実上抹殺する「殺し屋」を生業としていた。 売れないミュージシャン、渡大吾は、彼に頼んで自分の音楽が認められる世界を作ろうとするが……。
更新:2019/8/28
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日本でトップクラスの人気を誇るアイドルグループ「クリスマスローズ」。 普通の高校生、月野拓海は、ある殺人事件について追う中で、そのメンバーの一人、鷹司亜衣に興味を抱く。 そして彼女との握手会の会場で、彼はアイドルに関わる、二つの未解決事件の真相を語り始める……。
更新:2019/9/6
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かつて、異世界転生者によって滅びかけた世界、アレル。 人々は異世界転生者を見つけ次第殺害することで、歪んだ平和を謳歌していた。 やがてこの世界では、異世界転生者を殺すことのみに特化した男が、その平和を維持し続けることになる。 彼は、内務省所属平和庁直属特務機関「転生局」の局長。 いつしかその男は、鏖殺人と呼ばれるようになった──。 「俺は、人間は誰一人として殺さない。だが、異世界転生者は殺す……全て殺す!」 ※当作品では、章ごとに舞台と視点が切り替わります。全ての章に共通して登場するのは、鏖殺人のみです。
更新:2020/7/19
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「小説家になろう」で推理小説を書いてみようと、色々足掻いたなろう作家の独り言、或いは裏話です。 これから推理小説を書こうとする人には、もしかすると役に立つ……かも、しれません。 ※このエッセイは、拙作「再演 ─要するに、何でアイドルがファンと握手するのかって話─」「探偵など要らない学園生活」「バウムクーヘンと彼女と謎解きと」の資料集、裏設定集でもあります。未読の方はご注意ください。
更新:2021/12/19
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とある経緯で初恋に破れた中学二年生、桜井永嗣は、ある日自棄になって学年屈指の美少女に告白をしに行く。 振られること前提の行動だったが、告白された少女、神代真琴はこんな言葉を彼に返した。 「私の近くには、四つの『日常の謎』があるの。それを全て解決できたら、貴方の彼女になってもいい」 彼女が提示する謎は、全て些細な物。気にしないならそれでよく、だけど確かに謎である物たち。 一つは、いつもミスをする吹奏楽部。 一つは、突然お小遣いが増えた友達。 一つは、二十枚の五円玉。 一つは、ペットボトルの所有者。 彼女に流されるまま、永嗣はこれらの謎を解くことになり……。 何故、彼女はこんなことを言い出したのか? そして、この四つの謎が示す答えとは何か? 予想だにしない「青春×日常の謎×ラブコメ」が、ひっそりと開始する。
更新:2021/11/23
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