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作者:桂真琴
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書籍化
コミカライズ
作:桂真琴
厄災によって世界が一度終わったのちの世界。かつて日本列島だった島国はジパングと呼ばれ、昔話の魑魅魍魎が跳梁跋扈する中を人々は生きていた。 魑魅魍魎を鎮める五色の刀を造った日ノ本王家が統治がして五百年、突如村が国王軍に襲われる事件が各地で起きる。山陰陽州・美濃ノ国の少女・一桜の大垣村も襲われた村のうちの一つだった。 焼け落ちる大垣村から何とか脱出した一桜は、同じく五色の刀の守護をする青龍刀の持ち主に村再興の助力を請うため、武蔵ノ国を目指す。 桑名で検問に引っかかった一桜は、緋耀という青年に助けられる。しかし緋耀は一桜が白龍刀の持ち主を見抜いており、一緒にきてもらうと一桜を刀で脅す。緋耀は凄まじく腕の立つ青年であること、悪人ではなさそうであることから、船を下りるまではと一桜は緋耀に従う。しかし、船を下りたところで大垣村からの国王軍の追手がかかり、緋耀ともはぐれた上に濁流に呑みこまれてしまう。 一桜を助けたのは、忍者の幻霞だった。幻霞は一桜が白龍刀を携えて武蔵ノ国に行くことを見抜いており、道案内をかって出る。何か事情がありそうな幻霞だが、怪我の手当から土地勘まで頼りになるので、ひとまず行動を共にすることに。武蔵ノ国へ行くには、芦ノ湖を渡る必要があるため、二人は芦ノ湖畔の九頭龍村に行く。しかしそこで、九頭龍村の人々によって二人は囚われてしまう。九頭龍村は、古くからの呪いによって悲しみに沈んでいる最中だった。 九頭龍村の人々を説得して、芦ノ湖を渡れるのか? 九頭龍村にかけられた呪いを解くとき、一桜に新たな試練が襲い掛かる。 ジパング宝刀伝説、第一弾。
更新:2022/2/7
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