空に大きな黒いヒビが入り、そこから巨大な竜が姿を現した。一息で国ひとつ焼き払う悪しき存在を倒してこいと、聖剣一本渡されて放り出された生贄勇者。なぜか後ろをついてくる、災厄の竜に興味津々で、黒く溶けた街並みをニコニコ眺める魔剣士の青年。全く正義の存在には見えないが邪険にもできず、誠実な勇者はちょっと困っている。
更新:2022/3/14
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魔女に憧れていたわたしは、「ぬぅん」と鳴く奇妙な黒猫を飼い始めた。どうにもこう、優雅さに欠ける上にちっとも思い通りにはならない猫だったが、わたしは彼女を連れて三日月の夜の魔女集会に参加する。そこにはいつもたくさんの魔女や魔法使い達が集まっていて―― 第一回アップルパイ(恋愛)文学大賞参加作。過去の掌編『私が神だ』のリメイクです。
更新:2021/9/1
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本棚と壁の間のところに、細い扉が現れる。毎晩だ。父さんも母さんもこのことは知らない。これから、中を確かめる。 (KAC2022 お題:真夜中)
更新:2022/3/25
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魔法と魔術の最高峰が集う「月の塔」で、魔術師の変死体が次々と発見される。腹部に縦一本、綺麗にメスを入れられた遺体からは、そこにあるはずの「遺石」が奪われていた。「ルヴァルフェンサ(遺石蒐集家)」と名付けられた連続殺人鬼を、魔術の使えない少年魔術師エテンが追う。 魔法で証拠を隠滅し、姿を変え、記憶を操作する犯人をどうやって追い詰めるのか? 魔法があるからこそ頭脳と勇気が試される、ファンタジックミステリー。
更新:2021/1/20
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もう生きているのが嫌だと思って、とにかく山奥へ向かった。電車に乗って、周りの景色が森みたいな無人駅で降りて、ふらふらと彷徨い歩いた。 そこで私は、なんかとても西洋風なエルフ達に出会った。
更新:2021/12/1
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後ろで一つにくくられた真っ黒の髪、特徴のないメガネ、休み時間はいつも読書。いつもちょっと俯きがちな神崎さんだけど、クラスのみんなは彼女のこと、陰で「覇者」って呼んでる。あのオーラ、絶対只者じゃないよ。
更新:2021/11/30
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辺境の村の孤独な狩人が、ある日突然勇者に選ばれる。重い使命に戸惑う彼にはしかし、故郷では望んでも得られなかった「仲間」ができた。 階段を下りるだけで力尽きる神官、ぼんやりの限度を知らぬ魔法使い、生まれて初めて楽器を触る吟遊詩人、賢者は強力な魔術師……ではなく、森の塔に引きこもりの学者──えっ、もしかしてこれ、俺が一人で全員守るのか? 暗く淀んだ世界を敵に追われながら笑って旅する、異色の英雄譚。 ※小説家になろうにも掲載しています ※完結済みですが、時々番外編が追加されます
更新:2022/5/5
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