世界には魔王がいた。二大国家の内の一国である、アテナ王国の王は勇者を募り、魔王討伐を命じる。 勇者一行の動きを察知した魔王は、ちょっと怒っていた。 こんなにも真面目に国を治めているのに、なぜ、打ち取られなければならない? 意味が分からない。 それに勇者と勇者のパーティ構成には、疑問がある。どうして勇者はアテナ王立軍の中佐なんだ? 何故トップが来ない? そしてどうして、勇者以外は全員女なんだ。ハーレムか? ――馬鹿馬鹿しい。 だから魔王は決断した。 勇者がやってきたら、絶対に嫌がらせをしてやろう――と。 意気揚々と魔王討伐に向かった勇者と、不満たらたらで勇者を待ち構える魔王の出会いから、運命(のラブ)が始まる。 ※本作品の無断転載・および翻訳はお断り致します。
更新:2015/4/30
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月見酒の最中、紗江は突然異世界に連れ去られた。夢に違いないと信じていたが、どうも夢ではない様子。 元の世界で月の光を浴び続けていた紗江は、その体に『月の力』という魔力を蓄積しており、異世界では月の精霊と呼ばれる神に近い存在となるらしい。月の精霊を競りにかける人身売買組織『月の宮』で競りにかけられ、三国一の経済力を誇るガイナ王国第一王子に競り落とされた紗江は、眉目秀麗な王子の元、おっかなびっくり力の使い方から勉強しつつ、一生懸命奮闘します。 ※本作品の無断転載・翻訳はご遠慮ください。
更新:2014/11/6
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