タイトルの通り、私の小説が書籍化いたしました。 47歳のおじさんの作品が。 それも、2023年11月、12月と二か月連続刊行という形で。 おまけに、別作品のコミカライズまで公開されました。 これが人生のピーク、と言いたくなる状況ですが、これに浮かれすぎても勿体ない。 自分なりに『こうしてきたのがよかったんじゃないか』といったものを纏めておけば、初心を失いかけた頃に見返したりといったこともできるんじゃないかと思い書き始めました。 こういう特殊なケースもあるんだよ、というのはもしかしたら他の方の参考になるかも知れませんし。 あくまでも私個人の経験とその考察、あるいは感想であり、創作論と言えるほど纏めたものではありませんが、ご一読いただければ幸いです。
更新:2023/12/10
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王国史に名を残す女傑、ニコール・フォン・プランテッド。 しかしその実態は、「そのうちなんとかなるだろう」が口癖の、大体万事人任せな無責任令嬢だったのだ。 ただ、本当に何もかもが無責任だったというわけでもなく、なんとかしようと人に思われるだけの人物でもあった、らしい。 大体は巡り合わせ、運によるものではあったが。 これは、そんな彼女が王国に襲いかかる魔の手を薙ぎ払う英雄譚、というわけではなく、何となくなんとかしながら周囲を幸せにしていく物語である。
更新:2021/9/30
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