カナメが≪廃棄城≫の姫となってから暫くして。 ≪廃棄城≫自体は落ち着きつつあったものの、≪廃棄城≫の防衛大臣を任されているレビは現実で忙しくなりつつあった。 継承権こそ低いものの、近年の成果により暗殺を警戒していたレビは、親友であるレグと共にカムナ統一惑星の王族会議へと赴いた。 そこでクーデターが始まった。 《廃棄城》のメイドであるベザルが住む惑星カザーダが協力した、カムナ統一惑星第三王子主導によるクーデターだった。 そして、始まる戦争。 全てがシナリオ通りの物語。 だがはいつからかシナリオは書き手の手を離れ、終わりの見えない戦争へと突入してゆく。
更新:2021/4/7
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何故か勇者召喚に巻き込まれたオッサン、サガラ。一般人より上程度の能力しか貰えなかったものの、サガラは冒険者として問題なく活動していた。 少女ながらも、十分な戦力になるリムが仲間になり、日々に不安無く生活出来ていたそんなある日、サガラは闇討ちを受け花町のゴミ捨て場に捨てられる。 当然の如く報復を誓ったサガラは、実行犯がスラムの奴だと知り、襲撃を目論む。
更新:2021/3/12
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人間の女性ユイ、25歳。 賞金稼ぎの仕事で生計を立てている、とは言えないほどの借金を背負っているものの、十年以上前の恩を返す為にユイは一攫千金を求めて賞金稼ぎを続けていた。 今追っている賞金首はロマロ。一年かけて追い詰めたものの、ロマロの研究発表に付き合わされた上に成果公表に利用され、ユイは宇宙ステーションの爆発に巻き込まれて意識を失った。
更新:2021/2/24
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中年であるサガラは、いざ寝ようとした瞬間に異世界へと召喚されていた。 すぐ近くには美男美女。 巻き込まれ召喚にしても理不尽すぎる展開に嘆くサガラだったが、幸いな事に召喚された国は善良な一国だった。 他の世界からこの世界に来た者は迷い人と呼ばれ一般人以上の力を有するらしいが、サガラはその中でも最底辺。それでも一般人以上である事は確かで、何より腰痛が消えた事が何よりも嬉しく、サガラは国が面倒を見てくれる一年間、真面目に勉学訓練に取り組んだ。 迷い人としては有能と言えないながらも、この世界の一般人よりは上という基本能力に恵まれたおかげで冒険者としての職を得る事が出来たサガラは、城を追い出されてから冒険者として生きる事になる。 その時点で既に、クズのサガラとして名を広めながら。
更新:2021/2/7
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普通の高校生が突然魔王軍の重要な ポジションにつくことになる。 「じゃ、勇者退治の指揮は頼みますよ。」 と魔王様はいった。理由は一切なし!
更新:2009/11/11
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カナメは、普通の女子高生だった。 その日、強い衝撃と共に目覚めるまでは、永遠の十六歳だったのだ。 目覚めた事で、思い出す。 自分が遙か昔に死んでいる事を。 希望を託して宇宙へと打ち上げられた脳ドックに、自分の脳が乗っていた事を。 深い絶望に襲われるが、希望もあった。 それは、自分を起こした少女の存在。 今にも餓死しそうな少女を人類生存圏へと戻す為に、脳だけとなったカナメは行動を始める。 自分よりも不幸な境遇の少女。 彼女の存在こそが、全てを失ったカナメが頭分生きようと思えるだけの理由だった。 将来賞金稼ぎとなる少女、ユイ。 彼女の為に、生きる事を選んだカナメ。 脳だけとなりあまりにも長い時間が経過した事で、アクセスできるのならばどんなプログラムにも干渉できるようになっていたカナメは、その力を使ってユイちゃんの為に行動を始める。
更新:2021/2/27
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アユちゃんから、第六層の友人が消えたと相談を受けたカナメ。 単なる失踪事件かと思いきや、その友人ニャムは、現実にいたと言う痕跡すら無かった。 調べを進める内に、他にも『電脳世界で認されていたにも関わらず、現実では存在しない』という人達の話を聞く。 そんな折に発見したのは、誰か一人が巧妙に消された監視カメラの映像。 他にも似たように存在を消された人達がいるのなら宇宙港を利用している筈、と言う予想から始めた調査はすぐに実を成し、惑星系ポラリスの宇宙港から発進してゆく怪しい航行機の後を追う事になる。 向かう先は、個人が所有する準惑星アマツキ。 第六層の看板でもある塔型の巨大迷宮と同じ名前を持つその惑星で、カナメ達は新たなる現実を直面する。
更新:2021/4/9
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