臨場した警察官をも巻き込んだ謎の連続行方不明事件を追っていた警察は、夜間に発生した交通事故でその犯人の正体を知る。明らかに自分たちの領分ではない犯人に対し、周辺住民の一斉避難も考え始めた矢先、ついに奴らは正しく火砕流の如く押し寄せて来た。 絶望的な状況下での避難誘導。次々に餌食と化していく警察。極秘裏に協力を要請されていた陸自がようやく動き出すも、目の前に広がる地獄に隊員たちは言葉を失う。矢継ぎ早に起こる事態に奔走しながら、少しずつ包囲の幅を狭めていく自衛隊と警察は、終わりの見えない戦いに身を投じていくのだった。 カクヨムでも掲載しています。
更新:2024/3/29
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中野方面に向けて走行中だった東西線260号車から、トレインジャックを宣言する電話が帝京地下鉄カスタマーセンターに掛けられて来た。主犯格を含む10名は全員が体に爆弾を巻きつけており、要求が果たされない場合は自爆テロを敢行すると帝京地下鉄を脅迫。市街地とその地下を走行する電車が爆発すれば、数多くの死傷者を出す事は安易に予想が出来る。緊迫した空気に包まれる鉄道指令センターと反応が鈍い経営陣の諍いを横目に、少しずつ状況を有利にするため主犯格と交渉を進める警察。そして静かに動き出した警視庁と千葉県警のSAT及びSITの混成部隊は、果たして死者を出さずに犯人グループを制圧出来るのだろうか。 ※無謀にもカクヨムでも掲載を始めました。
更新:2024/3/22
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日本を舞台にした各創作に使用されそうな銃器や兵器(周辺国も含む)について個人的考察をまとめた物になります。ネットや動画サイト、書籍等からの情報が殆どのため全てを補完していない事をここに申し上げておきます。 R-15に関しては一応の保険になります。
更新:2023/7/1
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横須賀を襲った巨大生物による災害から10年。当時被災した少年は、復興が終わり新たな発展を見せ始めた町で、1匹の黒猫と出会う。なんとその猫は、10年前に瓦礫と化した町の中で自分が助けた子猫の、成長した姿だった。 偶然か仕組まれたか定かでない再会を切欠に、少年を取り巻く世界へ再び忍び寄る破壊の影。この再会は幸せの前兆か、それとも悲劇の始まりか。今はまだ、誰にも分からない。 秋原かざや様主催、第2回かざコンに参加した作品の連載版になります。 大幅な改稿改編がありますのでご了承下さい。
更新:2023/4/15
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山梨県小菅村の山中にて行方不明となった、高齢男性の遺体が発見される。その遺体は損傷が激しく、まるで熊か何かに襲われたような様相を呈していた。調査が進む内に、男性を襲ったのは熊でない異形の存在である可能性が浮上。再び発生した2人目の犠牲者の状況から、それは確信に変わっていった。 駐在警官と役場の職員たちは、謎の脅威から村民を守るべく行動を開始。応援の警官隊や機動隊も駆け付ける中、県警本部への上申によって実現した陸自の到着まで時間を稼ぐため、男たちの命を賭けた死闘が繰り広げられようとしていた。
更新:2018/6/17
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山間の田舎町が、突如として恐怖のどん底に叩き落された。なんの前触れもなく凶暴化した野犬の群れによって、住民たちは容赦なく引き裂かれていく。 何が野犬たちをそうさせたのか。事件の背景に蠢くものは何か。 目前で進行する事態に対応を急ぐ中、警察と自衛隊の合同調査チームは、裏側に見え隠れしている闇へと迫っていく。 カクヨムにも掲載しています。
更新:2022/1/11
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千葉県袖ケ浦漁港を謎の生物集団が急襲し、沿岸部の各地へ同時且つ多重的に上陸と侵攻を始めた。生物集団による無差別虐殺から逃げ惑う市民。死者を出しながらも封鎖に尽力する警察消防と自治体。海上から上陸阻止のため攻撃を行う巡視船などによるギリギリの戦いが繰り広げられていく。 余りにも広範囲に及ぶその被害と生物集団の規模に、政府はついに自衛隊の治安出動を容認。各地で阻止行動を行う警察と入れ替わりながら前面に出る陸自によって一時は収束の兆しを見せるも、生物集団はこちらの予想を遥かに上回る抵抗を見せ始めるのだった。
更新:2019/10/10
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伝説は人の手によって実在するに至った。そして今日も尚、望まない生を送らされ続けている。 その存在が明るみに出た時、人々は何を思い、どう行動するのだろうか。 望まれつつも望まれない存在となったモノと、それを取り巻く人々の行く末を描きます。
更新:2020/6/22
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北海道石狩岳周辺に突如として出現した謎の生物群は、人畜を問わず破壊と殺戮を繰り返し、その勢力を急速に広げていった。被害拡大を阻止するべく前面に布陣した道警の警備部隊は壊滅的打撃により敗走。陸自戦車隊の参戦で事態は小康状態へと落ち着き、続々と到着する増援部隊によって二重三重の防衛線が構築されて二週間。物語は、陸自と生物群による小競り合いが恒常化した日々の中から始まる。
更新:2014/3/23
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1944年。日本軍の本土防衛計画が水面下で進む中、余剰の97式中戦車を再利用するために軍部はある計画を立案した。それの実現を目指すため、1人の陸軍士官が九州へ飛ぶ。何も説明されないまま現地へ赴いた彼は、その計画内容に呆れた。そして受領した97式中戦車の小隊には、運用上必要不可欠な物まで不足していた。これを何とかするため男たちは知恵を絞り、最終的な着地点を見出す。思わぬ形で戦力化され、問題点を克服した97式中戦車たちの明日は如何に。 架空戦記創作大会2020春、お題2での参加作品となります。
更新:2021/2/9
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