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@オノログ
作者:ひかさく@菱川さかく
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書籍化
コミカライズ
作:ひかさく@菱川さかく
【書籍重版・コミカライズ開始】 「お前、最近何もやってないよな。ぶっちゃけもういらないんだ」 ゼノスはある日、パーティリーダーのアストンに言われた。 ゼノスは貧民街の生まれ故、公式のライセンスを持っていない治癒師。それでも自分を拾ってくれたパーティーに恩返しするために必死に腕を磨いた。 その甲斐あって、仲間が少しでも傷がつけば一瞬で治療し、そもそも傷を負いにくいような防護魔法や、能力強化魔法も併用し、ゼノスのパーティは不死身と言われるほどに名をあげることになった。 しかし、パーティのメンバー達は、傷を負わないのは自分達が強くなったからだと勘違いし、ゼノスをお荷物だと考えるようになった。そして、公式ライセンスを持たず、貧民街出身のゼノスがいることは、パーティの名声にかかわると思い始めたのだ。 パーティを追われたゼノスは、ひょんなことから大怪我をした奴隷のエルフの少女の命を助けることになる。 「私、生きてる……? 絶対死んだと思ったのに」 「ははは、これくらいはかすり傷だろ」 「……すごいっ」 エルフの少女を助けたことがきっかけで、ゼノスは街角で闇ヒーラーとして治療院をひらくことにした。 ライセンスを持っていないので、治療は言い値になるが、弱きを助け、強き者からは大金をせしめる闇ヒーラーの噂は口コミで広がり、それはやがて王宮にまで届くようになった。 一方、ゼノスが抜けたパーティは、優秀な治癒師が抜けたことで、満身創痍の状態にあった。 でも、今さら戻ってこいと言われても、気にいらない相手からは高額の治療費を受け取るようにしたので……おたくら払えますか? ※日間総合1位 ※週間総合1位 ※月間総合1位 ※四半期総合1位 ※書籍発売即重版 ありがとうございます
更新:2024/3/12
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「貴様を聖女と信じた俺が馬鹿だった。稀代の悪女め。婚約は白紙だ。出て行け」 貴族の娘のレフィアは、婚約者である皇家の嫡男に一方的に婚約破棄を告げられた。 なんと彼女の部屋から帝国の転覆を狙った計画書が出てきたというのだ。 目立つとろくなことがない――かつて救国の聖女と呼ばれた母の教えをレフィアは思い出していた。 だから、幼い頃から母譲りの高位の魔術が使えることも黙っていたし、興国の英雄譚に憧れて、軍事や内政の勉強に密かに精を出していたことも言わずにいたのに、その美貌から皇家の嫡男に求婚されたレフィアを妬んで罠にはめたのだろう。 帝都にいる限り悪意のある噂は勝手に広がっていく。 計画書を突き出されたレフィアはそれを眺めて言った。 「これを書いたのは私ではありません」 「ほう、証拠でもあるのか」 「証拠も何も、私ならこんな杜撰な計画は立てません。私が本気ならもっと確実にこのろくでもない帝国を転覆させてみせます」 「き、、貴様っ」 しまった。つい本音が。 「貴様のような小賢しい女に内助の功など期待できぬわ。去れっ」 皇家の怒りを買ったレフィアは、新たな婚約者として地方領主の元へ送られる。 しかし、皇家は知らなかった。レフィアが目立ちたくないが故に隠していた圧倒的な才能を―― 新しい婚約者は暴君と怖れられる男。だけど、この人曲者だけど、意外と私好みで―― 少なくともろくでなしの皇家の嫡男より面白い国にしてくれそう。 ……じゃあ、ちょっと暗躍しますか。私なりの内助の功とやらを尽くしてみましょう。 辺境なら周りの目もそれほど気にならない。 思い立ったレフィアは、圧倒的な「内助の功」で、地方領主の夫を皇帝の座へと押し上げていく。
更新:2020/8/5
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