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作:みつなはるね

俺の名前はユーダイ! UNKの力で世界を救え!

コンテスト参加作品ですが、完結まで書いてあるので短編冒険小説として、最後までお楽しみいただけます。 ※ネタバレ注意 カドカワ読書タイム短編児童小説コンテスト(児童向けファンタジー小説(異世界転移))参加作品 【キャラクター設定】 ■小林雄大(ユーダイ):11歳。日出小学校5年生・男子。学校のトイレを使ったら、異世界にトイレごと転移する。ウンコ鑑定スキルを持つ。専用武器はUNKバズーカ。歳相応の悪ノリをしがちだが、根は優しくて機転が利く少年。最初は頼りないが、旅を通じて逞しく育つ。 ■リリー:11歳。弓と水魔法を使う赤髪の少女。トイレの女神と台所の神の娘。勝ち気な未来のお風呂の女神。二人の夫婦喧嘩に嫌気がさして、女神の祠近くの村に避難していた。怒ったり落ち込むと、風呂場を黒カビ赤カビだらけにする。自活する生活力と逞しさを持っている。 ■マサラ:やたらと「くっ殺」する脳筋女剣士。ビキニアーマーユーザー。自身の身体と同じ幅の大剣を愛用する。切るというよりぶん殴る。森でゲキヤバヒグマに襲われているところをユーダイたちに助けられ、旅の仲間になる。リリーとレディオの女子トークについていけない。裏を知らないピュアな人。 ■レディオ:オネェ系魔法使い。自称次期大賢者。おしゃれで美人。派手なコート(ローブ)を着ている。マサラと旅をしていた。主にツッコミ役。性格はドS。怒って凄むとめっちゃ怖いお兄さんになる。旅の仲間。 ■女神セッラ:トイレの女神。リリーの母親。台所の神オプタニオンとトイレの使い方を巡り、絶賛夫婦喧嘩中。 ■神オプタニオン:台所の神。リリーの父親。女神と夫婦喧嘩中。お料理大好き。現在激辛カレーにハマり、そればかり作っていたら、ヒーホットドラゴンに襲われてしまうことに。 ■祠の堂守じいさん:女神の祠の堂守の爺様。リリーの正体を知っている。 ■武器屋の親方:様々な伝説の武器を作るスキルをもっているが、色々と面倒事に巻き込まれるのが嫌で素性を隠している。リリーの正体を知っており、雄大を試した後は彼にバズーカの使い方を始め、様々な事を叩き込む。実質この世界での雄大の師匠になる。 ■サン=ポール:ヒュドールの神殿に使える司祭の一人。 ■ヒーホットドラゴン:激辛が大好きな真っ赤なドラゴン。ヒュドールを襲い、オプタニオンをカプサイシンブレスで操り、激辛カレーを作らせる。 【長編化した際のプロット】 ・窮屈で先行きが不透明な時代だからこそ、せめて物語の中ではバカバカしいことに思いっきり笑ってほしい。楽しんでほしい。そんな思いで生まれたのが本作です。 ・11歳の少年が異世界の冒険を通して様々な事を学びながら、仲間と共に冒険を通じて成長する物語。 ・ウンコで学ぶ異世界生物の多様な生態及び利用法。  一般的な発酵でつくる肥料の他、食物繊維が豊富な象のウンコから繊維質を取り出して紙を作る。遊牧民が行うヤギや羊のウンコを燃料として使う文化など、武器としてではなく生活の中での活用を作中に加えられたらと思います。 ・ダンジョンイベントの一例 下水処理場がモチーフのダンジョンで、そこで起きた魔物絡みの問題の解決にユーダイ一行が挑む。下水処理の仕組みを交えながら物語を作る。 【世界観と物語の広がり】 ・多神教の世界で様々な神様と共に人が暮らす世界が舞台。旅を通じてそれら八百万な神様たちとの出会いで、物語をふくらませる事が可能です。 ・本編でUNKバズーカを手に入れてから、ユーダイ一行は様々な冒険をします。キャラバンの護衛、迷宮探索などの部分を盛り込むことで、本編のボリューム調整が可能です。また、現代に戻ってからもセッラに呼び戻されて、新しい旅をするという展開を作ることできる、フレキシブルな設計にしています。 ・魔物の名前について  思わず笑ってしまう、かつイメージしやすくバカバカしい名前が中心です。食べられる魔物と食べられない魔物が存在し、○○は✗✗に強いが△△には弱いという三竦み構造が基本にあります。 ・魔物の中でもウサギ系や鹿系などは食料になります。現地の子供であり自活するリリーたちは、それらを狩って処理をして食料にすることに躊躇ありませんが、現代っ子の雄大には驚きでしょう。短編では書いていませんが、命を戴くということを、旅を通じて本編に盛り込みたいと思います。 ・UNKバズーカに人を殺傷する威力はありません。威力を発揮する対象は魔物(または物質)になります。仮に人間にぶつけた場合、ぶつけられた人はウンコ当たってパニックですよね。撹乱や脅しに使えます。 ・ウンコと衛生について  リリーの魔法が水系です。水には困りません。素手でウンコを千切るのも、リリーもシャボン玉魔法で手袋のようなものを作って覆っている設定を用意しています。 【あらすじ】 ※投稿した本編に沿った内容です※  小学5年生の小林雄大は、学校の個室トイレでウンコが流れない事態に直面する。困った雄大がトイレをそのままに個室を出ると、目の前には見知らぬ世界が広がっていた。  好奇心で外に出るとトイレが消え、驚いた雄大は近くの動物のウンコを踏んづけてしまう。  靴底のウンコをこそぎ落としている時、視線を感じて顔を上げ周囲を見ると、小型のウマのような魔物の群れがこちらを睨んでいた。  恐怖で固まっていると、近くの岩場に隠れていた少女リリーに助けられる。魔物の狙いはリリーだが、雄大が踏んだウンコの匂いで彼女を見失い、それを利用して二人はその場を離れる。  リリーは雄大にどこから来たのか問うと、彼はウンコを詰まらせたことは内緒にして、ここにきた経緯を説明する。  ここが異世界であることを理解した雄大は、帰りたい気持ちと冒険したい好奇心に揺れ動く。リリーは「帰りたければ伝手があるから」と言って、雄大を自宅に招くが、帰り着くと村は盗賊グマーという魔物に襲われて燃えていた。  二人は生き残った村人たちと、近くの風車小屋に避難をして一夜を過ごす。  すぐ傍ではリリーが震えている。力のない者が身を寄せ合う中、異世界にいるのに、雄大は自分になんのスキルも魔法も発現しないことに、これは現実なのだと自覚する。  リリーの家には、彼女の故郷であり両親が住む都・ヒュドールへ転移するための魔法陣があったのだが、昨日の襲撃の火災で燃え尽きてしまった。  雄大はリリーと彼女の故郷ヒュドールを目指すために旅立つことにする。この地を離れる前に、リリーは女神の祠を守る堂守じいさんへ、最後の届け物をするために立ち寄り、雄大は堂守じいさんに言われるまま女神像に旅の無事を願うと、二人は旅支度を整えるために、近くのチョイノ村へ向かった。  子供二人の旅が始まってすぐ、彼らは狂ったように飛び跳ねる、狂乱ハネウサギに遭遇する。襲われそうになった時、雄大は石と間違えてその横に落ちていたハネウサギの天敵、陰湿キツネのウンコを投げつけてウサギを撃破する。それを見たリリーは彼のスキルが伝説の「ウンコ鑑定」スキルだと告げた。  ウンコ鑑定スキル。それは文字通りどの魔物や生物から排出されたものかを鑑定し、それを武器として扱えるスキル。この世界で人間が持つ事は極めて稀。神様ではトイレの神様ぐらいしかもっていない。レベルがあがれば、ウンコで健康状態もわかるという。  リリーはそんな希少なスキルを目の当たりにして大喜びするが、ウンコを投げて戦うというスキルの微妙さに、雄大はがっかりする。リリーは彼のために、ウンコ鑑定スキル持ちにしか扱えない武器を手に入れるため、隣町ティローの武器屋に向かうことを雄大に提案し、そこを最初の目的地とした。  その道中の森で雄大たちは、ゲキヤバヒグマに襲われて戦闘中の旅人、女剣士のマサラと魔法使いのレディオに遭遇し、彼女らを助けて共に旅をすることになる。  ティローの鍛冶屋で雄大は、鍛冶師の親方に本当にウンコスキル持ちかどうかをテストされる。雄大はリリーと力を合わせて課題をクリアすると、親方は専用武器のUNKバズーカを完成させ、さらには使い方や注意点など、ブートキャンプ並にみっちりと雄大に教え込んだ。  このブートキャンプで、雄大はリリーやマサラたちに頼り切りだった、食料確保の方法などを含めた、サバイバル術を学ぶことになる。親方にとってもリリーを危険な目に遭わせないために、雄大を厳しく仕込む。  ウンコ鑑定スキル持ち専用武器。拾ったウンコを打ち出すUNKバズーカは魔物に対しては威力満点。向かうところ敵無しな雄大一行。  道中では盗賊グマーに荒らされていた街を助けたり、商隊のキャラバンを守ったり、時にはダンジョンも探索をする。  ウンコで紙漉きや肥料作りもした。UNKバズーカで魔物を倒し、人に感謝されて悪い気はしない。 「これぞ冒険! 俺はいま異世界を冒険をしている!!」  仲間と力を合わせて助け合い、ついに目的地”ヒュドール”に着いた。美しい水の都だと聞いていたヒュドールは、異臭に包まれ魔物が跋扈し荒れ果てている。  丘の上の神殿で、リリーの姿を見た司祭のサン=ポールが現れ、ここでリリーは仲間たちに、自分が台所の神オプタニオンと、トイレの女神セッラの娘で、未来のお風呂の女神であることを明かした。そして雄大がこの世界に転移した理由が自分の両親の夫婦喧嘩であることを告げる。ただそれだけではこの惨状は起きない。  サン=ポールがヒーホットドラゴンの襲撃で、オプタニオンとセッラが連れ去られたことを告げると、リリーは両親を助けるために、一人で神殿の奥へと駆け込んでしまう。そこを危険なハバネッロゴブリンの群れが現れ彼らに襲いかかった。神殿の中以外逃げる先がない彼らは、やむえずその中へ。 しかし、床の崩落で雄大が落ちてしまい、パーティーがバラバラになってしまった。  一人で神殿の地下をさまよう雄大。心細く不安な気持ちを叱咤し、一人で戦いながら仲間を探す。そして探索中に助けを求める声を聞き、神殿のトイレにたどり着いた。そこで最後のウンコを使い、用具入れに閉じ込められていた女性を助け出す。彼女はリリーの母親でトイレの女神セッラ。  彼女を助けた直後、二人は魔物に襲われる。最初の攻撃を防いだ時、ついにUNKバズーカが壊れてしまった。絶体絶命のピンチだったが、セッラの物理攻撃で魔物が倒される。  セッラによると、激辛カレー作りにハマったオプタニオンに、辛いのが大好きなヒーホットドラゴンが襲いかかってきた。ドラゴンのカプサイシンブレスに操られたオプタニオンが、激辛カレーを食べることを拒否したセッラをここに閉じ込めたのだという。 都では振る舞われた激辛カレーでお腹を壊す人が沢山現れたが、トイレの女神が動けずトイレが機能しない。街が不衛生に荒れ果てたのはそのためであると説明する。  オプタニオンは今もキッチンで激辛カレー作りをしている。 この惨状を収めるには、ヒーホットドラゴンを鎮めなくてはならない。  セッレの魔法のシャボン玉に、激辛カレーを作り続ける父親と、魔物に捕らえられて無理やり食べさせられそうになっているリリーたちの姿が映る。  新しいUNKバズーカを調達する時間は無い。それでもなんとか仲間を助けたいと願う雄大に、セッレは『カミノトイレ』の封印を解けば、ヒーホットドラゴンも含めて、全てが水に流され浄化されると話す。しかし、『カミノトイレ』の封印を解除するには、2つの条件に合致する必要がある。  まず、ウンコ鑑定スキルを持っていること。次にウンコでトイレを詰まらせた事があること。雄大は力強く宣言する「学校のトイレにウンコつまらせて放置してきました!」    資格有り。女神は『カミノトイレ』を召喚し、雄大は金のハンドルと神器ラバーカップを受け取り、『カミノトイレ』に向き合った。  『カミノトイレ』で手渡されたハンドルを取り付け、蓋を開けるとそこには金色に輝くウンコが……  雄大はハンドルを回すが、水は出てもウンコが居座って流れない。むしろ溢れそう。彼はラバーカップを便器につっこむ。そして何度もポンピングを繰り返し、ついにウンコが流れた。そして流れる水に雄大も流された。  7ディエ後、オプタニオンがヒュドールを救った勇者と、その仲間たちを称える盛大な式典を催し、その時に黄金のウンコ勇者像の建立を宣言する。神様の宣言は絶対だ。  そして、この式典の後、雄大は元の世界に戻ることになっている。 「親が心配しているから」と雄大は言うが、本当はちょっとウンコ鑑定スキルは荷が重い。  でも冒険は本当にとても、とても楽しかった。ずっと冒険していたい。 でも、進まなきゃならない。  雄大とリリーは再会の約束をする。  リリーが一人前の女神になったとき、鏡の転移魔法で会いに来る。「また一緒に冒険をしよう」そう告げる雄大に、未来の女神は微笑んだ。

更新:2023/4/29

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