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作者:メイ

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作:無名 -ムメイ-

ハズレスキル【魔物生産】は倒した魔物を無限に作れて成長するチートスキルでした〜友達だと思ってた男に馬鹿にされパーティ追放されたけど、女だらけの騎士団に雇われたので戻ってこいと言われてももう遅い〜

「アルト。お前のような役立たずは俺のパーティーには必要ない。出て行ってくれ」 俺とカインは昔からの友人で、ともに冒険者になろうと誓い合った仲だ。しかしFランク冒険者である俺は若くしてSランクに昇格したカインにパーティーから追い出されることになる。 故郷に帰った俺だったが何もかもが嫌になり、家に引きこもるようになっていた。数ヶ月のときが経ち、俺の前に女騎士が姿を現す。 「――勇者アルト! キミにはぜひとも私たちと一緒に、魔物と戦ってもらいたい」 「あなたにしか出来ないことです。どうか、私たちに力を貸してはもらえませんか?」 ん? 俺が勇者だって? 何のことか分からないまま、俺は女騎士に戦場へ連れて行かれてしまう。 だが、俺には【魔物生産】というスキルがあった。冒険者時代にはまともに使わせてもらえなかったスキルだが、引きこもっている間にひっそりと練習していた。 「……アルトさん。これ、気のせいかもしれないんですけど、スライムたち連携して戦っていませんか?」 「よく分かったな。あいつらには役割があって、主に四つに分かれてる。陽動・防御・攻撃。そして、司令塔。まあ、司令塔が居なくてもあいつらは意識的に繋がってるから何の問題もないけど」 「アルトさん。もしかしてあのスライムの群れ、私たち騎士団より強いのではないでしょうか?」 「かもしれないな。あいつら、魔物を倒すたびに強くなってるし」 俺は自分の魔力を消費して千に迫る数のスライムを作り出し、数百を超える魔物の群れを一気に殱滅する。そして俺は女騎士たちと行動をともにするようになった。 そんな俺とは裏腹に、俺をパーティーから追放したカインは、暴力事件を起こしたせいで牢屋に収監されていた。 これは役立たずだとパーティーから追放された俺が女だらけの騎士団に雇われて、魔物に日常を脅かされている人々を助ける英雄譚。 この作品は小説家になろう、アルファポリス、ノベルバにも投稿しています。

更新:2021/12/30

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作:黒木メイ

ミステリー好きの悪役令嬢は好奇心を抑えられない

悪役令嬢×ミステリー。 第一章 「イザベル・フィッツェンハーゲン! 貴様との婚約を破棄する! そして、私の最愛であるエミーリア・ロンゲン嬢殺害未遂についての罪をここに告発する!」 突然降って湧いた冤罪を前に転生者『イザベル・フィッツェンハーゲン』は淑女としてはあるまじき表情を浮かべた。  己の婚約者から婚約破棄を宣言されたショック……ではもちろん無く、突然降って湧いた『事件』を己の手で解決する機会が訪れたことに茫然としたのだ。(本文より一部抜粋) 第一章スピンオフ インクルージョン(クラーラ番外編) 親からの愛情も、初めて得た友情も、あなたとの未来も諦めた。 でも……これだけは譲れない。たとえ私がーーーとしても。 エーミール様、私は、あなたのーーになれましたか? 第二章 ヒルデベルトが蕩けるような眼差しで花束を贈ると、イザベルは頬を染めて受け取った。様子を伺っていた生徒達が勢いよく手を叩き始める。盛大な拍手に二人は微笑みでこたえ、揃ってその場から立ち去った。興奮した生徒達が二人について話す中、招かざる客は舌打ちをして踵を返した。 計画は順調に進んでいると思っていた。————あの事件が起きるまでは。 ※小説家になろう、アルファポリスにも同様の内容を掲載。

更新:2021/7/28

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