聖女として辺境の村から王都に連れてこられたアミーリアは劣悪な環境で過酷な労働を強いられていた。そんなアミーリアを密かに庇ってくれていたのは聖騎士のルーク。彼は実は辺境伯の息子でアミーリアを救おうと考えていた。そんな折王宮の夜会に呼び出されたアミーリアは第一王子から偽聖女だと断罪され婚約破棄されてしまう。「婚約破棄だ!」と叫ぶ第一王子に向かってアミーリアは言った。「コンヤクハキって何ですか?」彼女は婚約破棄という言葉も知らなければ第一王子と婚約していたことさえ知らなかった。「偽聖女だ」と言われると「私聖女じゃないんですね」と喜びルークとアミーリアは王宮を逃げ出した。
更新:2024/1/13
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父親が失踪し母親マリアと共に王都に出てきた五歳のヴィヴィは人攫いにあい、魔力を暴走させる。 ヴィヴィを助けたのはお忍びで街にいた王太子ジークハルト。 記憶を失ったヴィヴィは魔力の多さゆえに侯爵家の養女になった。母マリアは侯爵家のメイドになりヴィヴィを見守る。トラウマを抱える王太子ジークハルトや侯爵家の兄たちに見守られヴィヴィは成長していく。一方侯爵ルードルフはヴィヴィの異常な魔力の多さや出生に疑問を感じ調べるが謎はなかなか解けない。ヴィヴィはやがて成長し魔術学院に入学する。様々な人たちに出会い成長していくヴィヴィ。ヴィヴィの出生や父母の謎、隣国の陰謀などが絡み次第にそれは明らかになっていく。そして愛する人もできたヴィヴィの将来は? 誤字報告ありがとうございます。 番外編投稿しました。
更新:2023/10/17
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私には生まれたときから婚約者がいた。私は八歳年上の彼に非常になついていて将来お嫁さんになるのを疑っていなかったが私が九歳の時、よんどころない事情で婚約は解消された。それから彼は隣国に渡り八年後、私が十七歳の時にこの国に帰って来た。成功者として。私とは八年前に婚約を解消し、赤の他人で成功者の彼とは住む世界も違うのになぜだか頻繁に彼に会う。未練を断ち切れない私はお見合いをしようと決意した。 六話か七話ぐらいで終わる予定です。
更新:2023/7/3
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十二年にもわたる隣国の戦争で英雄になったレオナルド・シュヴァリエ侯爵。燃えるような赤毛、大柄で肉厚な体躯に厳つい顔。その頬に走る凄まじい傷跡は見るものに恐怖を抱かせる。〝赤獅子将軍〟と呼ばれた彼は戦争を勝利に導き民衆に讃えられるも貴族のご令嬢には怖がられるばかり。嫁を紹介してくれと国王に頼んだところ、婚約を結んだ相手は十歳も下の〝妖精姫〟と呼ばれる美少女アーシュア・グレンワース公爵令嬢。国王がアーシャに無理強いしたのでは?と心配になるが、実はアーシャは厳つい大男が大の好みの変わった少女。レオナルドに一目ぼれをしたアーシャは喜んで婚約を結んだのだが……。また、王宮には何やら陰謀の臭いが……終盤シリアスです。
更新:2023/5/26
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