魔物が頻出する辺境の地で育った脳筋令嬢フレデリカ。とある夜会で、やむを得ず露出してしまった騎士様のアレな部位に、鼻血をぶちまけたハンカチをふわりと被せるが……。 「決まった人がいないのであれば、私に心が傾くまで、何時まででも待とう」 「そして願わくば、私の妻に」 「ま、間に合ってますぅ……ッ!(謝絶)」 巻き込まれ体質&空気を読まない一途な騎士が、恋に不慣れな脳筋令嬢フレデリカに恋をして、ぶんぶん振り回されつつ(振り回しつつ)、幸せになるお話。
更新:2024/3/22
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