『大山祁霊能力者会談』。日本全国から選び抜かれた最高峰の霊能力者を対象とした、四年に一度の会談。科学が世界を支配し、霊能力を紛い物として追い出そうとする今の時代、霊能力者はどうあるべきかを語り合う超越者たちによる議論の場。しかし、今年の会談には、どこから嗅ぎつけたのか霊能力を馬鹿にする一人のフリーライターが紛れ込んでいた。嘘八百を並べ立てた記事を書こうとするフリーライターに皆が厭悪する中、彼は突然の死を遂げる。誰が彼を殺したのか。霊を口寄せする霊能力者の力により、死んだ男に直接殺害者を聞いたところ、予想外の人物の名を挙げられ――。 霊能力者が集まる山中で起きる連続殺人事件。予測不可能な霊能力を前に、犯人の解明は叶うのか?新時代の霊能力ミステリ。
更新:2023/1/30
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友人とハイキングに来ていた際、ちょっとした油断から皆とはぐれ一人迷子になってしまう。何とか合流しようと山の中を練り歩くも、仲間の姿は一向に見えない。いつしか空も暗くなり、体力も限界に近付いてきたころ。不意に一軒の巨大な館を発見する。夜の暗闇から逃れられることに安堵しつつ館を尋ねるが、中には館の持ち主はおらず、代わりに同じ状況の遭難者が何人も集まっていた。こんな珍しいこともあるのかと不思議に思っていると、遭難者の一人が姿を消し、さらに館から出られなくなり……そして再び館が外界から繋がったとき、新たに『死神探偵』と呼ばれる探偵が迷い込んできて――
更新:2022/10/12
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ある街を震撼させている殺人鬼、通称『ハンマー男』。巨大なハンマーを振り回し、十人以上の人間を殺戮しているこの殺人鬼、その特徴的な見た目にも拘らず警察は一切犯人を絞り込めていなかった。警備体制を強化し、一刻も早くハンマー男を逮捕しようと準備を整えた夜、ある男がその街を訪れた。 モンスターシリーズ第一弾
更新:2016/9/4
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突如見知らぬ館に監禁された十三人の男女。彼らはそれぞれ過去に完全犯罪を成し遂げた者たちであり、それゆえにとある実験兼ゲームの栄誉ある被験者として選ばれた。そのゲームの名は『キラースペルゲーム』。現代の科学では解明されていない、キラースペルという唱えるだけで人を殺せる力を与えられた彼らは、生き残りが三人となるまで殺し合いをするよう迫られる。全員が一筋縄ではいかない犯罪者たち。一体誰が生き残り、誰が死ぬのか。今ここに究極のデスゲームが幕を開ける。
更新:2020/2/28
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飛行機事故に遭い、意識を失った俺――霧切ミストは気が付くと真っ白な部屋の中にいた。そこには同じく飛行機事故に遭ったメンバーが集まっていた。唐突に、頭の中に声が響く。『今日三途の川を渡れるのは十二人。一人は余る』。蘇りをかけた死神との追いかけっこ。絶望的な状況の中、館で知り合った二重人格の少女と共に蘇りを目指して逃げ続ける……。
更新:2017/4/13
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宰相の反乱を察知し、いち早く国から逃亡した女王とその護衛達。途中、たまたま逃亡している女王らの姿を見つけ半ば誘拐される形で連れてこられた「僕」は、彼らと一緒に『十字館』へと逃げ込んだ。十字館には決して外から壊すことのできない魔法が仕掛けられており、この館へと逃げ込んだ時点で無事は保障されたも同然だった。しかし、館に到着した次の日の朝、護衛のうちの一人が死体で発見される。外部からの侵入はあり得ず、館内の誰にも殺人を犯す動機がない。一体なぜ、誰が殺人を犯したのか。犯人が分からずにぎくしゃくとした雰囲気が流れる中、第二の殺人が発生する……。
更新:2017/9/8
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「千里! 新しい物語を思いついたんだ、ちょっと解いてみてくれないか」 ある日の放課後、友人の橘礼人が突然そう声をかけてきた。その日は久しぶりにバイトがなく、家でゆったり過ごしたかった俺はすげなく断ろうとするが、強引な誘いに根負けして引き受けることに。礼人が語る物語、タイトルを『トマトジュース館の殺人』といい、トマトジュース館という奇妙な館に集まった四人のトマトジュース発明家のうち、一人が奇妙な状態で殺されるというものだった。一体だれが犯人なのか推理してみてくれと言われ、俺は面倒に思いながらも思考を始めたのだった。 ――読者への挑戦(?)が入っています。もしお暇であれば、少し考えてみてください。 アルファポリスでも公開しています
更新:2016/11/16
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弱みを握られた五人の男女は、脅迫者の指示に従い、山奥の山荘に呼び出される。山荘内にて、脅迫者からやや不可解な指示を出され、しばらくの間それぞれ個室で待機する五人。しかし、言われた時間になってもやってこない脅迫者の姿に部屋を抜け出した彼らは、そこで死体となった脅迫者を発見する……。 アルファポリスでも公開しています
更新:2016/5/5
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