ある冬、異常気象の波が北国を襲った。 甚大な被害をもたらしたその災害は「雪災」と呼ばれ、夥しい積雪は静かに北国を沈黙させていった。 しかし十数年も経つ頃には、容赦なく押し寄せる災害級の雪への対策部隊が結成され、日々市民の生活を守るべく奮闘していた。 その名も「スノウショベル隊」通称SS隊、雪掻き隊。 頼れるものは、己が肉体と僅かな物資、そしてスコップのみ。 これは、とあるSS隊員の、救助の数日間の記録である。 ※表現の都合上、一部方言を使用しています。 ※作品内で一部架空の用語を使用しています。 ※お陰様で「カクヨム短編賞2019」にて最終選考まで残りました。 ©︎2019 奥山柚惟
更新:2020/1/11
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