「ここのところ、毎晩、深夜にインターホンが鳴らされるの。今晩は旦那も出張で留守だし……」 ふだんは強気な姉が発したSOS。これを受けて彼女の新居のマンションに泊まりこんだ青年、水嶋涼二は、真夜中の玄関で異音を聞く。それはドア越しに響く骨の音だった。 姉のマンションの建つ場所。そこはかつて人間を殺し内臓や脳を薬に変えるという悪習を過去に重ねてきた土地『屍ケ台』だった。 殺された者の恨み。そして現代社会の闇。リンクした二つの不幸に、涼二と姉は否応なしに巻きこまれていく。 主人公の青年の苦悩をメインに描いてあります。ホラー度は弱め。 アルファポリス「第5回ホラー小説大賞」最終候補作に残りました。
更新:2011/12/6
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「なんでこんなことに…」 凛は平凡に生きてきた。 大学に進学し社会人になって初めて出来た彼氏と結婚し、これからも何事もない日々が続いていくんだろう…そう思っていたのに。 帰らない夫に疑問を抱きながらも過ごしていた凛に、社内で“王子”と呼ばれる後輩…セシルが聞きたくなかった事実を突きつける。 様々なことに疲れた凛は、セシルの提案をのみ会社をやめて離婚し、自由になって田舎でのんびりスローライフをおくる…はずだった。 「異世界ってどういうことよおおおぉ!」 これは、天使な魔王のセシルに連れられてやってきた異世界で、壊れかけた世界を無意識に修正してなぜか回りに愛され始めるアラサー女子のお話。
更新:2021/11/15
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DJ端貫木の提供する深夜ラジオ『ミッドナイトランデブー』へようこそ! 今日もS放送局の第四スタジオから三〇分間、みなさんに耳寄りな情報をお届けします。今週は、夏の納涼企画として、リスナーのみんなからメールでもらった『怖い話』を五夜連続で紹介するよ。題して『夏のホラー二〇一三』! 全部実話だから心して聞いてくれよな。ではさっそく第一夜の話……。 DJの一人称と体験者のセリフを織り混ぜるという書式に挑戦してみました。中で紹介されている話はすべて作者自身が体験した実話です。ぼかしたり進路を変えたりはしていますが地名にも同じく創作はありません。
更新:2013/8/10
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昔から憑かれやすい体質の蓮花。彼女には隣に超頼れる幼馴染みがいた。 「神様、仏様、斎さま!私いっくんがいないと生きていけない!」 「お前は…恥じらいというものを学んでこい!」 霊感青年と霊媒体質の彼女のすったもんだの日常をどうぞ。
更新:2019/4/15
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あ? 俺が勇者様ご一行から追放された? 馬鹿を言うな。俺は追放されたんじゃない。俺が全員を追放したんだ。 何? お前は勇者じゃないだろって? そりゃそうだ。俺は僧侶に過ぎないからな。だが、魔王討伐の旅をしているのは、間違いなく俺だ。そうだろう? 現に勇者様ご一行はチマチマとレベル上げをしてばっかりで、魔王をいつになっても倒しやしないんだから。
更新:2018/8/6
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トマトに砂糖をかけて食べる恋人のミツキ。彼の思い出を中心に、サエコとミツキの幸福なワンシーンを描いています。 こちらは『公募ガイド社』の『ライトノベルワンシーンコンテスト(http://www.koubo.co.jp/novel/result.html”)』の応募作です。『恋人と食事をしたとき、相手の好きな食べ物や、食べ方にびっくりする』を課題とした、原稿用紙5枚の文量制限での作品となります。 落選しちゃったのでなろうのほうに掲載しました。読んでいただければ幸いです。
更新:2014/6/19
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不器用で嫌われ者だった祖母が辿った生涯を、四部形式で詩にしてみました。13分遅れで明日を知らせる柱時計を「狂っていながらも前に進んでいる」という意味に汲み取っていただければ幸いです。
更新:2012/5/25
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