今年の大河ドラマ、「鎌倉殿の13人」に登場している畠山重忠。 「坂東武者の鑑」と吾妻鏡において謳われている武者でもありますが、私の目からは本当に畠山重忠はそういえるのか、という疑念が浮かんでくる点が幾つかあります。 その点について、エッセイでまとめました。
更新:2022/12/8
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松平信康に転生していたことに気づいた際には、自分は絶望したくなりました。 どう考えても織田信長と徳川家康を敵に回して、その二人を打倒して生き延びる等は無理ゲーです。 そのために「良い子」になって懸命に頑張って、海上自衛官幹部としての教育を少しでも活かして、長命しようと考えたのですが。 却って、それが良くなかったようで、私の知る歴史が徐々に変わってしまい、自分の歴史知識が完全に役立たたなくなる事態に至りました。 でも、今更、どうしようもありません。 やれることをやり、畳の上で死ねるように自分は頑張ろう、と考えたら、更に歴史が変わることに。 本当に私が生きようとすることだけで、歴史が変わって良いのでしょうか。
更新:2024/2/3
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佐藤希典は、1596年6月に織田信長首相の国葬についてのラジオによる生中継を聞きながら、「皇軍」の一員としてこの世界に来た後のことを思い起こしていた。 本当にこの世界に来て色々とあったもの、他の皇軍の将兵の多くも似たようなことを考えているだろう。 自分にとって、最も思い起こすのは自分の再婚(?)から改めて家庭を築いたことと、教え子の武田和子のことだな。 そんな取り留めのない想いを、佐藤希典はしながら、自らの過去を回想することになっていた。
更新:2023/4/8
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「今の日本には、戦艦よりも雑木林と言われようとも彼らが必要なのだ」 山本権兵衛首相は、そう喝破した。 第一次世界大戦において、日本は駆逐艦を主力とする遣欧艦隊を派遣した。 遣欧艦隊の主力となった駆逐艦の艦名は、植物、樹木、草木の名から付けられていたことから、遣欧艦隊の駆逐艦には雑木林というあだ名が付けられた。 そして、当時の様々な限界から「雑木林」、遣欧艦隊は悪戦苦闘を強いられた。 だが、彼らの奮戦は決して無駄ではなかった。 彼らの奮戦とその経験を活かすことで、日本海軍は20年余り後の第二次世界大戦で「対潜作戦の悪魔」と、敵味方双方から畏怖される存在となれたのだ。 それについて、あらためて語る。
更新:2018/7/8
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私は気づいてしまった。 このまま行くと、私は不幸な結婚をしてしまう。 前世で婚活に失敗し、独身のまま亡くなったのに。 不幸な結婚を避けるためには、義兄と結婚するのが最善の道だ。 お義兄さま、今の婚約を破棄して、私と結婚して。
更新:2016/8/7
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1942年5月、ソ連欧州本土侵攻作戦発動。 日本海兵隊の土方勇中尉は、その作戦の一環として行われる史上最大の上陸作戦の上陸部隊の一員として、バルト海の輸送船上にあった。 その上陸作戦支援のために、戦艦大和を含む連合国の大艦隊が充てられていた。 その一方で、バルト海から黒海に至るソ連国境を越えて、総兵力1000万人を呼号する連合国軍の陸軍は侵攻しようとしており、アラン・ダヴー少佐はスペイン青師団の一員として、その中にあった。 また、中国本土奥地への米日軍を主力とする侵攻作戦も、ある意味で支作戦として発動されようとしており、史上最大の侵攻作戦が連合国軍により、全世界規模で発動されていた。
更新:2019/2/10
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前世で愛読していた少女漫画のモブに転生していました。モブだから安楽に暮らせると思っていたら、いきなり内乱が起きて、本来のヒロインは焼死するわ、私は家族を失い孤児院に入るわ、という原作にない超展開が。どうして、こうなっているの。ええい、こうなったら原作知識等を生かして成りあがって見せる。えっ、原作といろいろ違う。仕方ない、自力で幸せを何とかつかんでみせる(旧作「少女漫画のヒロインの姉に転生しました」のスピンオフ作品です。)。
更新:2016/3/21
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1943年初頭、第二次世界大戦後のソ連政府の受け皿を作るために、連合国の後押しにより、ロシア諸民族解放委員会が、レニングラードを改称したサンクトペテルブルクにて発足しようとしていた。 その発足を寿ぐために、日本からは吉田茂外相と梅津美治郎陸相が赴いていた。 その頃、日本から遥々派遣された海兵隊を含む日本の遣欧総軍は、第二次世界大戦を終わらせるために、主にサンクトペテルブルク周辺に展開していたが、大量の戦死者等を出したことから、その内実は台湾からの志願兵や女性が、それなりに含まれる有様となっていた。 何としても早く第二次世界大戦を終わらさねば、多くの人がそう想いを交わし、第二次世界大戦を終わらせるための攻勢が春を期して始まろうとしていた。
更新:2019/6/9
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