「……好きです! 一目惚れしました……! 私と付き合ってください!」 「あ……いや、ごめん。──私……女、なんだ」 「えっ!?」 中性的な美貌を持ち、性格も男前なオリアーナは、病床に伏した弟の身代わりとなって、一時的に魔法学院に通うことになる。 目立たず平凡に学校生活をやり過ごすつもりが、幼馴染セナにはあっさりと正体を見破られ、女子生徒たちからは『魔法学院のプリンス』としてもてはやされる。 そして、覚醒しはじめていく──聖女としての力。果たして、オリアーナは無事に身代わりの役目を果たすことができるのか……? これは、目立ちたくないと言いながら、無自覚チートで目立ち続けてしまう、男装麗人オリアーナのてんてこ舞いな日々のお話。
更新:2023/4/16
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売れっ子恋愛小説家のウェンディは、「部屋に引き篭って妄想ばかりしている痛い女」として婚約者に盛大に婚約破棄をつきつけられた。 落ち込む暇もなく今度は、嫌われ者の第3王子から、彼を勝手に作品のモデルにして侮辱したと言いがかりをつけられ捕まってしまう。 「──僕の妻になって。ウェンディ先生」 「…………今なんと」 作品のせいで風評被害に遭い、縁談の話が全て白紙になったと責めてくる彼。執筆活動を容認し、契約期間を無事に終えたらなんでもひとつ願いを聞いてもらう代わりに、ウェンディは体裁を守るための「仮の妻」になった。 次第に、婚約破棄と求婚の真相、ウェンディを利用しようとする王室の思惑、イーサンの本音が徐々に明らかになっていく。 そして、ウェンディが白い結婚の最後に要求するものとは……?
更新:2023/12/24
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「貴様。私と結婚しろ」 「は、はひぃ……」 行方不明の兄を探して皇都に来ていた賤民の娘リナジェインは、最凶最悪の求婚をお見舞いされてしまった。──首筋に剣を添えられて。皇帝シュナには結婚しなければならない事情があり、くじ引き感覚でたまたま選ばれたのがリナジェインだった。 リナジェインは、『行方不明の兄の捜索』を条件に提示し、契約妃となる。 最下層の身分階級がいきなり側妃になったせいで、世間の風当たりは強かった。皇宮の中でも、あの手この手で嫌がらせを受ける。更に、ただの契約関係のはずが、シュナから興味を持たれてしまい……?
更新:2023/10/17
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