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作者:森本英路

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作:森本英路

宮廷を追放されそうなゲス王子ですけど、中身はマジおっさんです。~何とか耐えてみましたが、もう我慢の限界。今更遅いってぇの。好きにやらせてもらいます~

キース・バージヴァルという異世界の男と俺は、中身だけが入れ替わってしまった。俺は元軍人でセキュリティー会社に勤める45歳。キースはというと、第二継承権を持つアメリア国の王子で、金髪碧眼の18歳。色男でスタイルも抜群。問題はゲス野郎ってことだ。 酒やクスリに溺れ、相手を傷つけなければ欲情しない。それがために俺はトラブルに巻き込まれてしまう。ただでさえ陰謀渦巻く宮廷暮らしなのだ。追放ならまだいい。最悪、死が待っている。 しかも、今いるこの世界はドラゴンがウヨウヨする魔法の世界。過去、人とドラゴンが勢力争いをし、今は沈静化しているにしろ、どの大陸にも今なお竜王と呼ばれるドラゴンのボスが存在する。 そのボス達が、勢力争いを始めようとしている。間違いなく人間はドラゴンの争いに巻き込まれる。アメリア国の宮廷をまとめ、他の四つの王国と一丸となって立ち向かわないと。 俺にはチートスキルがある。古代兵器(科学兵器)が使用でき、魔法を受け付けないうえに魔法が使える。 宮廷を離れるわけにはいかない。俺は幾度となくトラブルを回避し、追放をのがれてきた。 とはいえ、直ぐにでも元の世界に帰らなければならない。危なっかしい宮廷はもとより竜王の勢力争い、そして、なによりも元の世界ではゲス野郎が俺の妻子と一緒にいるんだ。そう思うと居ても立っても居られない。 帰る方法は多分、キースが行った俺の世界ではなく、俺が来たここにある。この世界の秘密にたどり着き、この世界に俺を召喚した誰かを探し出す。 ならば王国のどこにでも自由に行き来でき、それこそドラゴンの領域に入り、そこのボスに会えなければならない。 王族であった方が都合がいいんだ。 だが、俺は、王妃の陰謀で追放されてしまった。五つの王国が一丸となるはずが逆に分裂をうみ、争いを始め、戦乱の時代に突入する。ドラゴンのボスらも動き出した。 後悔しても今更遅い。俺としては仲間と共に、仲間の未来、そして元の世界に帰えるために戦うのみだ。

更新:2021/12/11

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作:森本英路

掃雲演義

 天下に轟く武術の奥義書『太白精典』。その所持者、鬼一法眼が姿を消した。武術界の頂点に君臨し、天下人平清盛も源頼朝もその存在には一目置かざるを得なかった。齢(よわい)は疾(と)うに百を越えているという。時は承久の乱を経て、数年。幾ら鬼一法眼といえども生きてはいられないだろう。  では、一体誰が換わってその座に就くのか。天下を跋扈(ばっこ)する猛者(もさ)たちも女子供のように噂する。  天下第一は鬼一法眼の弟子、鞍馬僧の七人の内、誰かなのか。あるいは比叡山『四身式』の鶴丸なのかもしれない。いや、他にも高野山『三武書』の遍照、愛宕三山『周天廻宝』の半眼居士、大峰山『役三行』の宗憲法印、三井寺『福聚輪』の空尊と名だたる英傑がいる。彼らは各山の奥深くで息をひそめ、天下の趨勢(すうせい)をうかがっているという。  ひょっとすると、彼らとは全く別の、武術界に名を列(つら)ねていない誰かなのもしれない。それならば、平安京を騒がす怪盗、黒覆面の男は外せないだろう。急速に名を挙げて来た若者、鍋倉澄も忘れてはならない。比叡山の『征矢(そや)』、『七歩蛇(しちふじゃ)』の異名を持つ二人の怪物を事もなげ倒してしまった。聖堂門の出であるにもかかわらず念仏門の味方をする狂人にして、竜笛(りゅうてき)の名手。  ただ、忘れてはならないことがある。………『太白精典』。鬼一法眼はその奥義を以て天下に名を轟かせた。その『太白精典』を手に持つ者、まだ見ぬ誰かこそが天下第一ではなかろうかと。

更新:2017/5/20

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