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作者:海の字

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作:海の字

リセマラ拒絶のはずれ者

 ガチャから排出されたキャラが、★1であったなら、どうするべきなのか。  この世界の答えはいたってシンプル。殺して、バラして、リセマラの石にでもすればいい。  ガチャを回すのに必要なのは、数多の《命》なのだから。  人を殺し、人智は回る。ガチャガチャと。  ★1だったなら殺せばいい。★2だったなら食うのもアリだ。★3だったなら犯して捨ろ。★4ならば売ってみようか。  そしてそれが★5であったなら。《全世界》を敵に回すのも、悪くない。  僕は歩く。竜の腹中を。全長一億キロメートルの小腸を。  ゲロな粘液が旅路を阻む。竜の肉が病を招く。  そして僕は、《誰か》を求め、ガチャを回すのだった。  くるりと輪廻は回転し、ガチャポンと生まれた新たなキャラは……。  残念無念、★1の《はずれキャラ》。 「仕方がない。殺そう。殺してバラして、リセマラの石にしよう」  彼女の腹部にナイフをそっと刺しこんだ。横へぐぎぎとかき混ぜた──。 「こなたを殺すかどうか。それはこなたの《最強》を、見極めた後の選択だ──」  したらぶん殴られた。彼女は。★1は。リセマラを、《拒絶》してみせたのだ──。 予感する。最低で、最強で、とびきり最高な物語が、今宵始まるのだと。わくわく。 ☆      ★  

更新:2022/6/2

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