ミーチャは、始終、反吐を吐いてるような男だった。 そして、戻って来るなり、また酒を飲むのである―― その男の肩には、いつでも勝利の女神が尻を乗せている。 自分で自分に課したルールを守る限りは。 破天荒な元囚人と花を愛する元医者。 2人は戦場で出会い、やがて掛け替えのない友となっていく。 「ミーチャでいい。友人はみんな、俺をそう呼ぶ」 ※この作品は『カクヨム』にも、投稿されています https://kakuyomu.jp/users/touta
更新:2016/9/23
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まこと、時代錯誤と言わざるを得ない。 時は、平政《へいせい》。 新田流《しんでんりゅう》、新田誠志郎なる若武者は父の仇を討つべく、 虎流剣《こりゅうけん》、松尾文台と対峙する。 仇討ちとは、人の道として人を殺めることである。 互いに侍の誇りを賭け、真剣勝負に挑む。 またこの勝負には、道場剣道と戦場剣術の戦いという側面もあった。 スポーツとして合理化を果たした道場剣か? 時代に抗う戦場剣か? そして、密かにその血闘を見守る影が1つ。 錯綜する剣と剣の戦いは、いかな決着を迎えるのか? いずれにせよ、血を見ずには済むまいて。 ※この作品は『カクヨム』にも、投稿されています https://kakuyomu.jp/users/touta
更新:2016/10/28
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