涼国の公主である宝余(ほうよ)は、ある秘密を抱えたまま隣国の烏翠(うすい)の王・顕錬(けんれん)に嫁ぐ。だが、華やかな婚儀は凶兆をはらみ、そして「紫瞳の国君」は新床で花嫁に対し、思いもかけぬ行動に――。孤独な二つの魂の邂逅、天下を揺るがしかねぬ予言、波乱を呼ぶ政治闘争、敵意、惨劇、そして問われる愛と信頼。宝余は降りかかる苦難にも負けず、凛として前を見据え、王妃としての道を歩んでいく。 『翠浪の白馬、蒼穹の真珠』と同じ世界観で登場人物も一部重複していますが、この作品だけでも独立して読めます。 〔注記〕「小説家になろう」との重複掲載です。
更新:2019/10/26
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龍が駆け、鳳凰が舞う空の下での物語。 辺境の北方部族の姫君レツィンは、活発で武芸に秀でた娘。 彼女は部族と「烏翠(うすい)」国との盟約により、国都の瑞慶府(ずいけいふ)に送られる。そして、預けられた王族の邸で、一人の若者・趙敏(ちょうびん)との運命的な出会いを果たすが、彼はなぜかレツィンに敵意を持っていた。一方、暴政の嵐は少年少女を容赦なく巻き込んでいき――。 異郷の地で勇気と友情をもって生き抜き、国運をも左右する少女を描く中華風ファンタジー。 2017年6月23日完結。 外伝『還魂記』と『戦場を渡る蝶』『古歌』も合わせてご一読ください。 〔注記〕「小説家になろう」「マグネット!」との重複連載です。
更新:2017/6/23
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運命を知らぬ姫君が一羽の鴉を「友」としたとき、そこに神話が生まれる――。 ある辺境国にて、王の三女である恵玲公主(けいれいこうしゅ)は、実は両親の悩みの種。出生時に占い師から「その運命を読むことができない」と宣告されたばかりか、幼い頃から不可思議な能力を現し、誰に対しても敬語を使わない。稀にみる美貌を持ちながら、無表情で口数も少ない。彼女が微笑みかける相手といえば、人外の「知音(ちいん)」すなわち一羽の大鴉のみ。そんな彼女も嫁ぐ年頃になって――。 〔注記〕「カクヨム」との重複掲載です。
更新:2017/5/2
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涼国の公主である宝余(ほうよ)は、ある秘密を抱えたまま隣国の烏翠(うすい)の王・顕錬(けんれん)に嫁ぐ。だが、華やかな婚儀は凶兆をはらみ、そして「紫瞳の国君」は新床で花嫁に対し、思いもかけぬ行動に――。 孤独な二つの魂の邂逅、天下を揺るがしかねぬ予言、波乱を呼ぶ政治闘争、敵意、惨劇、そして問われる愛と信頼。宝余は降りかかる苦難にも負けず、凛として前を見据え、王妃としての道を歩んでいく。 『翠浪の白馬、蒼穹の真珠』と同じ世界観で登場人物も一部重複していますが、この作品だけでも独立して読めます。 「カクヨム」との重複掲載です。
更新:2017/9/1
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