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作者:里見りんか

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作:里見りんか

御簾の向こうの事件帖

【第4章完結】  彼女はまさに安楽椅子探偵ならぬ、安楽御簾探偵!  平安時代、権大納言 花房家には、変わり者の次女がいた。  華やかな姉、可憐な妹に比べて、地味な顔立ち。女だてらに漢詩を読みこなす彼女は、皆から、頭でっかちな「土筆(つくし)」姫と呼ばれていた。  ある日、野心家な父が、今をときめく近衛中将、藤原時峰(ときみね)を婿にしたいと、「家に招いて、しこたま酒を飲ませ、三女の菫の寝室にぶち込んで既成事実を作る」という、とんでもない謀略を企てた。  男嫌いの菫に泣きつかれ、菫の代わりに時峰と対峙する土筆。色男と名高い時峰に警戒する土筆だったが、会ってみると、時峰は意外と紳士的だった。それどころか、時峰は土筆に悩みを打ち明ける。  その悩みとは、友人の姫が何者かに殺されたらしいーーーというもので……  中将の話を聞いていた土筆の頭に、ある考えが浮かんだ。  事件を解決に導く探偵は、御簾の向こうにいる。洞察力優れた彼女の平安探偵譚を、ご覧あれ。 ※R15。一般的な推理小説レベルの描写が出てきます。 ※5〜7話で一つの話となるように書く予定です。 ※区切りの良いところまでは、なるべく一気に更新しましすが、話の切れ目(章の区切り)で更新があきます。ノンビリ更新。 ※時代考証甘めにてご容赦ください。参考文献は完結後に掲載の予定です。

更新:2023/12/6

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作:里見りんか

桜子さんと書生探偵

☆アルファポリス様、ホラー・ミステリー大賞受賞しました(活動報告記載)☆★本編完結・6月8日より続編連載★  時は明治。湖城財閥の令嬢、湖城桜子(こじょう さくらこ)は、ある晩、五島新伍(ごしま しんご)と名乗る書生の青年と出会った。新伍の言動に反発する桜子だったが、飄々とした雰囲気を身にまとう新伍に、いとも簡単に論破されてしまう。  翌日、桜子のもとに縁談話が持ち上がった。父から言い渡された縁談相手は、3人の候補者。  婚約者選びに頭を悩ます桜子のもとに、差出人不明の手紙が届く。  恋文とも脅迫状とも受け取れる、その手紙の解決のために湖城家に呼ばれた男こそ、あの晩、桜子が出会った謎の書生、新伍だった。  桜子の婚約者選びと手紙の解決のために、候補者たちと交流を重ねる二人だったが、ついに、候補者の一人が命を落とし………  桜子に届いた怪文の差出人は誰なのか、婚約候補者を殺した犯人は誰か、そして桜子の婚約はどうなるのかーーー?  財閥令嬢、桜子さんと書生探偵が、事件に挑む。 ★レビュー、評価、感想、いいね等々ありがとうございます★ 《週2回程度の不定期更新です》 ☆誤字報告、いつもありがとうございます☆ ※R15です。あまり直接的な表現はありませんが、一般的な推理小説の範囲の描写はあります。 ※時代考証甘めにて、ご容赦ください。参考文献は、完結後に掲載します。 ※アルファポリスにも掲載しています。

更新:2023/6/23

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