白金級のクラン『泥濘の四本角』の雑用係であるトーリは、クラン統合の際に戦力外として解雇されてしまう。どうしたものかと途方に暮れていた所、最強と名高い冒険者”白の魔女”が彼の前に立った。世紀末覇者の如き威容を持つその老婆は、何とトーリを雇いたいという。 ”白の魔女”に、からかわれていると邪推したトーリは高額の雇い賃を吹っ掛けて暗に断ろうとするも、快諾され、魔女の家へと連れ去られる。 土下座して謝るトーリの前で、老婆だった筈の”白の魔女”は可愛らしい少女へと姿を変えて、言った。 「最初のお仕事……掃除、お願いね」 ※自堕落系クーデレ魔法使いのお世話をする、品のないファンタジーです。 『白魔女さんとの辺境ぐらし ~最強の魔女はのんびり暮らしたい~』というタイトルでカドカワBOOKSから書籍化予定です。
更新:2023/9/20
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山を背に海を抱く温泉地綾科市。神や物の怪といった幻想の類が形を持って存在するこの街では、人々はそういうものを当たり前の存在として日々を送っている。 そんな綾科のアパートの二階の一室に貧乏神と一緒に起居している何樫氏は、日々する事のないまま、寝たり起きたり散歩したりして暮らしていた。 ある日、老舗旅館の女将が亡くなり、孫娘が後を継ぐ事になったのだが、彼女は怪異の類を信じていない様で、旅館に住んでいた座敷童子が何樫氏のもとに転がり込んで来る。座敷童子にも新しい女将にも何か事情がある様だが……。 ※当作品はフィクションであり、作中の人物、地名、事柄などはすべて創作です。 ※作中の妖怪、民俗学、神仏などの知識、情報も大体創作です。ちゃんと調べたい人はきっちりした文献に当たる事をお勧めします。 ※不定期更新です。
更新:2021/2/28
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