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作:奈備 光

ニューキーツ ------(少女戦士 膝を抱えての段):トゥシー・イントゥ・ザ・ヒューチャー第1話NEW

600年後の地球。 人々は不自由な暮らしを送っていた。失われたものがたくさんある。 自由、希望、平等、平穏……。 残されたものは友情と愛。 しかしそれらの意味も、変質していた。 いくつかの属性に分類された人類と人造人間の葛藤。そこに宇宙から帰還した者たち。 もう戦いは避けられないのか。 数世紀を貫く「愛」の行方は。 それはすでに「愛した記憶」なのか。はたまた現実を生きている愛なのか。 一人の女性兵士が姿を消した……。 人類世界を揺るがす物語が動き始め、数多の謎が押し寄せる。 ニューキーツ東部方面攻撃隊の兵士たちを待ち受ける、奇妙で少し切ない真実とは。 --------------- この小説は長い長~いSF小説の、しかも第一篇、つまり序奏ともいえる編です。 ミステリーシリーズとしてみたとき、大きな謎、大きな敵は、この編ではその影をかすかに見せる程度です。 物語は複数の場面で展開していきますので、視点も変わります。 ミステリーとしての謎解きの要素も含んでいますので、SFとしてみた場合、アクティブさに欠ける面もあるかもしれません。 なにとぞ粘り腰でお読みくださいますよう、お願いいたします。 --------------- 長編SFミステリーシリーズ 「トゥシー イントゥザ ヒューチャー その1」 ロマンス、サスペンス、アクション要素を含んだSFミステリー。

更新:2023/3/12

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作:you-key

澪から始まる異世界転生譚・少年編~手違いで死んだ俺、女神に最強の能力と武器を貰うも、スタート地点がド田舎だったのでスローライフを目指す事にした~

21年10月6日開始、23年8月25日完結。日間週間最高3位。月間最高6位。現在PV1000万。 ※こちらは【カクヨム版】となります。この作品は【なろう版】としても投稿されております。 1話あたり千文字~二千文字の短話続話方式で、長編となっております。 初期キャッチコピー【女神は俺に力をくれた、だけどスタート地点はド田舎だってさ。ふざけろ!】 【あらすじ】 三十歳の誕生日、その日に俺は死んだ……あっけなく、殺されたんだ。 犯人は知らない女で、街で肩を叩かれて、振り返ったら刺されていた。 俺は何を考える暇もなく、一突きで心臓を抉られていて、物凄い殺意をその身で受けたんだ。 理不尽な事だよ。まったくさ。 そして気が付けば、そこはだだっ広い真っ白な空間だった。 訳も分からず、俺は死後の世界かとも思ったが、そこである人物が声をかけてきた。 その人物は自分を女神と名乗り、俺を異世界に転生させてくれると言う。 しかし、その内容が衝撃的だった。 女神の話によると、どうやら俺は……手違いで死んだらしい。 俺を殺した、あの名も知らない女は、別の男を狙っていたと言うのだ。 まさか三十歳の誕生日、“魔法使い”になったその日に殺されるとは思わないだろ。しかも手違いでだぞ。 女神は続けて言う、お詫びに……転生特典を授けると。 これはいわゆる、異世界チートと言う奴だ。 思ったよ。正直言って、これは美味しいのでは?と。 つまらない三十年の人生だった。なら、生まれ変わって人生リスタート出来るのなら、それはそれでありなのでは? そうして、俺の三十歳から始まる異世界転生譚が始まる!! そうやって息巻いたはいいものの……まさか赤子からやり直しとは思わなかったぞ。 しかもなんだよこれ、マジのド田舎じゃねーか! 剣も魔法もある異世界転生のはずが一転……何もないド田舎生活だとさ。 無駄に広いこの村の中で始まった転生生活……ああ、もうやる気がしないって。 なら、何をするかって? 戦うモンスターもいない、侵略してくる魔王もいないド田舎で、やる事なんてたった一つだろう。 そうだ。恋愛をしよう……折角生まれ変わってやり直すのなら、三十年の人生で一度も出来なかった恋愛がしたい。 チート能力なんか知った事か。もうどうにでもなれ!! 俺はこのド田舎でスローライフを目指して、”大恋愛”をして往生してやる!! そうして……ド田舎で“スローライフを目指す”俺と、そうはさせまいとする異世界との……物語が始まるのだ。

更新:2023/8/24

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作:Yuuyou

じいじとばあばのちょっとだけ昔話

 祖父母は、私がぐずぐずと眠れないでいると、見かねて話を聞かせてくれたものです。  ある時は面白く、また、悲しくもあり、興味深くもあり。  聞き疲れて眠ってしまうこともあれば、話疲れて私を置いて先に眠ってしまうこともありました。  本当にあったことなのか、作り話だったのか。  今では、それを確かめることができなくなってしまいました。  そんな寝物語を、思い出しながら書き綴っていきたいと思っています。  思い違いをしないでほしいのですが、この物語は、祖父母の実生活にもとずいてはいないということです。  時間経過も行ったりきたり、ウロウロ、チョロチョロ、飛んだり、跳ねたり、しています。思いついたことを話していたんではないかと思っています。  ふーん、へー、そんなこともあったの? 程度にお楽しみいただければ嬉しいのですが。  なにせ、話下手な祖父母のことなので、さらりと流してくだされば幸いです。  では、ごゆるりと、眠気が必要な方へ捧げます。

更新:2024/4/24

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作:久保 公里

牛飼いと守護精と

第1章  ライモンは、ある晴れた日に街にやってきた。  王の一行が現れて、去った後ライモンの元に、見知らぬ美しい若者が合わられ、ライモンのことを「主」と呼び、宝剣の守護精だと言った。ライモンが否定しても彼は譲らずライモンとともに行動し始めた。 第2章  ライモンは若者と共に家路についた。  その後、家である牧場についたふたりを、牧童であるロウゼンとライモンの母であるアカネが出迎え、ふたりは若者が守護精であることには驚いたが、なぜかライモンに元に現れることに驚いた風はなかった。それは、ライモンの出自にあった。  ライモンは不承不承、若者を牧場に置かざるを得なかった。 第3章  翌朝、ライモンは早くから起きだして牧場の仕事を始める。若者も一緒に仕事を手伝った。  ふたりで仕事をしているとき、亡き父の話になり、ライモンはぶっきらぼうだと思っていた父が、自分を愛していてくれたことを知り、涙する。  その後、国王が守護精と共にライモンの元を訪れた。 第4章  ライモンと国王トキワは話をすることになった。  国王が帰ろうとしたその時、ロウゼンがアカネが倒れたと運んでくる。それに衝撃を受けたライモンは立ち尽くしたが、その後、次代がアカネを癒し、当代が治療師を連れてきたことでアカネは一命をとりとめる。 第5章  ライモンとロウゼンはシラフジからアカネの病状について、夕食を取りながら聞いた。夕食後終わった後、ライモンは若者を自分の守護精と認め、モエギと名付けた。そして、そのことをアカネに報告する。 第6章  ライモンは領主館に向かう前に、アジロの家に行き、服を借りた。支度もしてきたはずだったが、風呂を借り、思いもかけない良い服を借りることになった。そして、馬車を借りて領主館に向かった。 第7章  ライモンが領主館を訪れると、領主の息子が現れ、彼を悪しざまに罵る。そして彼に暴力をふるおうとするが、国王によってその父である領主とともに罪に問われた。領主は廃され、新たに宰相補佐の弟が領主の座に就いた。 第8章  皆で昼食をとるが、ライモンには戸惑っていた。  この話は私が『久弓奈緒子』名義で同人誌で書いた『ノルカの宝剣』「牛飼いの後継者」をリライトしているものです。盗作などではありませんので、ご了承ください。

更新:2024/4/24

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