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作:よりこ☆

GORILLA ~ゴリラに姿を変えられた魔族の女性を家に送り届けるだけの簡単な依頼だったはずなのに、なんだか色々と巻き込まれている気がするんだが?~

 働いていた武器屋の主人から突然店を畳むと言われ無職になってしまったケビン。  新たな勤め先が見つからず途方に暮れていたケビンだったが、「自分で装備品の収集をして店を開けば良いんじゃね?」と思い立ち、魔物が生息していて危険ではあるが、色んな装備品が手に入る「迷宮」に挑み始めた。  戦いとは無縁な生活を送っていたケビンだったが、迷宮を探索し始めて三ヶ月が過ぎる頃にはだいぶ身体能力は上がり、『魔物を倒すと強くなれる』ことを改めて実感する。  そして、迷宮の最下層に出現する迷宮主を倒したケビンの目の前に突然ゴリラが現れた。  自分は魔族だと主張するゴリラが「魔族領にある家まで連れてって欲しい」とケビンに頼み「報酬としてうちの武器庫から好きなだけ装備品を持って帰って良い」と提案してきた。  自分の店を持つ夢が叶うと確信したケビンは、快くゴリラの申し出を引き受けてしまうのであった。

更新:2023/12/23

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作:時扉

TAME GATE psychic record

世界に突然、人知を超える異端の力【異能力】持った人間が現れはじめる。しかしその異質の力は決して持って生まれた者に幸福をもたらすものではなかった…。数十年前に発生した原因不明の大災害の爪跡から立ち直りつつある地方都市・神在(かんざい)市。その神在市に存在するマンモス校【私立宝條学園】の弱小クラブ【宝條学園探偵部】。 己の異能力を隠し父親の歪んだ陰謀を暴かんとする転入生【四堂鋼太朗】。 今日も今日とて探偵部部長【赤石泪】の心配をそっちのけで嵐を巻き起こすトラブルメーカーの副部長【篠崎勇羅】。 大事な人の笑顔を望むが故に望まざる方向へ巻き込まれていく【真宮瑠奈】。 その騒がしくも平穏な日常の裏では、世界から異端を排除しようとする【力なき人類】と理不尽からの自由と人知を超えた力による支配を求める【異能力者】達の争いが始まらんとしていた…。 ※この作品はフィクションです。暴力・犯罪・グロテスクな描写及び死亡するキャラクターが発生します。また、実在の人物・団体・事件には一切関係ございません。 2020年3月29日:四堂鋼太朗編・篠崎勇羅編完結しました! カクヨムでも同一内容を掲載中です。 TAMEGATE psychic record設定資料&小話集→https://ncode.syosetu.com/n1307et/ 各エピソードにより主軸となる人物が変化します。エピソード時間軸は【四堂鋼太朗→篠崎勇羅→真宮瑠奈】です。

更新:2022/10/9

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作:香居

【4月7日より】ありあけの月 暁編【改稿中】

いずれ〝源頼朝〟となる身であろうとも。 〝歴史〟と同じ道など、私は進まぬ。 ──久安三年(一一四七)四月八日。私は、源義朝(よしとも)が三男・鬼武者として産声を上げた。 武士として身を立てられている、父上や異母兄上方の官位は高くなかった。だが家族仲は良く、邸内にはいつも笑顔があふれていた。その幸せを純粋に享受できたのは、物心つく頃まで。 ……これは、本来この世界に在るものか……? ふとした疑問から始まった、出口の見えない疑念と葛藤の日々。それは、九歳の誕生日当夜まで続いた。 久寿二年(一一五五)四月八日。夢にて御神託をいただき、前世の魂が己とともに在ることを知る。 ひとつの体に、ふたつの魂。 違和感の正体はこれかと得心したが、新たな問題が生じる。前世の記憶に『保元の乱』と『平治の乱』があったためだ。家族の名が記された〝歴史〟しかも、死者として。  孤独だった前世の分まで、家族を大切にしたい。だが〝歴史〟と同じ道を進んでしまえば、翌年には『保元の乱』が、さらに四年後には『平治の乱』が起こってしまう。 家族を失わぬためには? 戦を起こさぬためには? 〝歴史〟と同じ道を進まぬためには? 童の身で何ができるのか。 「ありあけの月のように、生きてごらんなさい」 という御神託を胸に、大切な者たちを守るため、私は〝最善の道〟を模索していく── ◆こちらは、先行投稿して参りました『ありあけの月 小話集』の本編です。 ◆ルビや( )表記は補足説明が主です。読み飛ばされても問題ない仕様となっております。 ◆戦や人が亡くなるなどの描写がほんの少し詳細に書かれているお話には、題名に ※ をつけてあります。表現に気をつけておりますが、苦手な方はご注意ください。 この作品は、カクヨム様、ノベルアップ+様、エブリスタ様にも掲載してあります。 ©️ 香居

更新:2022/11/24

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